「アクロバット」元々の意味は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
北京オリンピックでは、今日スノーボード男子のハーフパイプ予選が行われます。
8年前のソチオリンピックでは、平野歩夢選手が銀メダル、平岡卓選手が銅メダルでした。
さらに、前回の平昌では平野選手が銀メダルでしたから、今回は悲願の金メダルを期待したいですね。
平野歩夢選手は、昨日の練習でも絶好調で大技に成功。
弟の海祝選手と、兄弟でメダルを目指します。
弟の海祝選手と、兄弟でメダルを目指します。
平野選手も去年12月に、斜め軸に縦3回転+横4回転する「トリプルコーク1440」という大技を史上初めて決めましたからね。
この「トリプルコーク1440」、横4回転だから、360度×4で1440度で「1440」となるのです。
オリンピックでも、こうしたアクロバティックな大技を見せてくれるのか楽しみです。
そんなわけで、今日は今出てきた「アクロバット」の元々の意味は何かという問題です。
そんなわけで、今日は今出てきた「アクロバット」の元々の意味は何かという問題です。
きょうの問題
「アクロバット」元々の意味は?
青 -宙返りする
赤 -つま先で歩く
緑 -道が悪くて進めない
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -つま先で歩く
【本日の 緑 のボケは?】
「アクロバット」ではなく「悪路bad」というボケでした
きょうの解説
【「アクロバット」元々の意味は?】
「アクロバット」英語由来の外来語
「アクロバット(acrobat)」は、英語由来の外来語ですが、英語では「曲芸師」とか「軽業師」として使います。
この言葉の語源は、古代ギリシャ語の「アクロバテース(akrobates)」という言葉だそうです。
古代ギリシャでも行われていた、曲芸「綱渡り」に関係しているんだそうです。
語源は古代ギリシャ語アクロバテース
「アクロバテース(akrobates)」の「akro」は"先端、頂上"、「bates」は"歩く人"という意味です。
だから、「アクロバテース」で、"足の先端で歩く人"、つまりは、「つま先で歩く人」となって、これが結局「綱渡り」のことになるのです。
古代ギリシャでは、つま先で歩くようにして綱を渡っていたそうです。
ギリシャ人は曲芸や軽業が大好きだったようで、紀元前から「綱渡り」が見せ物として行われていたようです。
そして、この言葉はフランス語などを経て、19世紀前半に英語に入って、今でも"軽業師"などの意味で使われています。
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