「もみじ」名前の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
11月もあと1週間余り、北の方からだんだん葉も色づいてきました。
平野部でも見頃ろを迎えた紅葉、今年は台風などの影響が小さく、例年以上に鮮やかなようです。
一度ぜひ行っていただきたいのは、京都の宝筐院(ほうきょういん)です。
紅葉のトンネルを、デートして歩いたら最高です。
紅葉のトンネルを、デートして歩いたら最高です。
今週は「紅葉」(もみじ)がテーマです。
その「もみじ」という名前は、何に由来するでしょうか?
その「もみじ」という名前は、何に由来するでしょうか?
きょうの問題
「もみじ」名前の由来は?
青 -中から色づく
赤 -もみ出す
緑 -何がなんでも
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -もみ出す
【本日の 緑 のボケは?】
「もみじ」ではなく「もぅ意地(もぅいじ)」というボケでした
きょうの解説
【「もみじ」名前の由来は? 】
「もみじ」は日本語独特の表現
「紅葉」を、英語でなんというかご存知ですか?
実は、欧米では日本の「紅葉」に当てはまる現象を表す言葉が、はっきりしないようです。
ただ、アメリカ大陸でも、葉の色は変わります。
カナダの全長およそ800キロに及ぶメイプル街道は、特に有名です。
「もみじ」を無理やり英語にすれば、やっぱり「maple(メイプル)」でしょうね。
この「もみじ」というのは、日本語独特の表現ですよね。
「もみじ」という言葉は染め物に由来
そして「もみじ」という言葉は、染め物に由来します。
葉が赤く染まるという感覚ですかね。
古来、赤に染めるのに使われたのが「紅花」。
この黄色い花を、水にさらした後に乾燥すると、紅になるんです。
この黄色い花を、水にさらした後に乾燥すると、紅になるんです。
それを灰汁に浸して、もむと鮮やかな紅色をもみ出せるのです。
これが正解で、もみ出すことを「もみ出づ」、そしてこの「もみ出づ」が「もみづ」、「もみぢ(じ)」と変化したのです。
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