「アスリート」の由来は?
ことば検定プラス 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定プラス」
柔道ニッポンが絶好調
男子は初日から4階級すべてで金メダル。
女子の阿部詩と合わせて5つの金メダルを獲得しました
残り3階級、さらに混合団体への期待も高まります
男子は初日から4階級すべてで金メダル。
女子の阿部詩と合わせて5つの金メダルを獲得しました
残り3階級、さらに混合団体への期待も高まります
柔道は技とパワーのぶつかり合いで、迫力がありますよね。
鍛え上げた肉体は、これぞアスリートという感じです。
そこで今日は、今出た「アスリート」とは何に由来する言葉かという問題です。
きょうの問題
「アスリート」の由来は?
青 -鍛錬
赤 -賞品
緑 -きょうでクビ
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きょうの答え
赤 -賞品
【本日の 緑 のボケは?】
「アスリート」ではなく「あすニート」というボケでした
きょうの解説
【「アスリート」】の由来は?】
「アスリート」は競技者を意味する
「アスリート」は、英語由来の外来語です。
英語で入ってきたのは、16世紀前半で、語源はギリシャ語で"競技者"を意味するathletes(アースレーテース)、英語読みで"アスレーテース"だとされています。
オリンピック発祥の地・古代ギリシャでは、オリンピックの出場者をこう呼んだのですね。
「アスリート」賞品をかけて競っていた
そして、この言葉の音となるのが、ギリシャ語のathlon(アースロン)、英語読みで"アスロン"です。
古代オリンピックでは、優勝者に聖なるオリーブの冠が与えられました。
もちろん大変な名誉で、地元に戻れば高額の報奨金が贈られたとも言われています。
つまり、彼らは"賞品"をかけて競っていたのですね。
"賞品"を意味するAthlonから、賞品のために競う者というathletes(競技者)が生まれ、英語のathlete(アスリート)になりました。
ということで、正解は「賞品」です。
ということで、正解は「賞品」です。
「アスリート」は、アメリカでは運動選手全般のことですが、イギリスでは主に陸上選手のことを指すそうです。
前回の出題
本日の出題
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