オリンピックで正式種目になったことがないのは?
ことば検定プラス 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定プラス」
きょうは、7月21日。
あさって金曜日には、いよいよ東京オリンピックの開会式が行われます。
あさって金曜日には、いよいよ東京オリンピックの開会式が行われます。
開催をめぐっては議論がありましたが、新型コロナの感染が広がらないような大会運営を願いたいですね。
そして、今日から開会式に先駆けて始まる競技もあります。
今大会は、空手やサーフィンなどが新しく追加されて、史上最多の33競技339種目が行われます。
一方で、今では行われなくなった、かつての正式種目がいくつもあるんです。
そこで今日はこの中で、近代オリンピック正式種目になったことのないものはどれかという問題です。
きょうの問題
オリンピックで正式種目になったことがないのは?
青 -絵画
赤 -綱登り
緑 -ボウリング
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きょうの答え
緑 -ボウリング
【本日の 緑 のボケは?】
今日はボケはありません
きょうの解説
【五輪正式種目になったことがないのは?】
五輪正式種目だった「絵画」「綱登り」
「絵画」が、オリンピック種目のはずがないと思った方もいるかもしれませんが、実は1936年のベルリン大会で、日本人画家が2人も銅メダルを取っているのです。
絵画や彫刻などの芸術競技は、1912年のストックホルムから48年のロンドン大会まで、7つの大会で正式種目でした。
近代オリンピックの父クーベルタンは、肉体だけではなく、精神の向上もその理念に掲げていて、正式種目としての採用を提案したようです。
次に、「綱登り」
これはさらに古く、1896年第1回アテネでは体操の1種目でした。
これはさらに古く、1896年第1回アテネでは体操の1種目でした。
およそ15mの綱を腕だけで登るのですが、金メダルの選手の記録は23秒4だったそうです。
1932年のロスまで断続的に4つの大会で行われた正式種目なのです。
五輪種目になっていない「ボウリング」
ということで、正式種目になったことがないのは「ボウリング」が正解です。
「ボウリング」は、1988年ソウル大会で公開競技として行われ、日本の女子選手が銀メダルに輝きました。
しかし、未だに正式種目にはなっていません。
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本日の出題
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