「米百俵の精神」、長岡藩が造ったものは? 【ことば検定プラス】
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「米百俵の精神」、長岡藩が造ったものは?
「ことば検定プラス」 -林修-

 

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林修先生の「ことば検定プラス」

4月26日は、平成13年に小泉純一郎さんが総理大臣に指名された日です。
「自民党をぶっ壊す」や「抵抗勢力」などのフレーズで圧倒的支持を得て、小泉旋風と呼ばれました。

小泉純一郎総理(当時)の所信表明演説(平成13年5月7日)

今の痛みに耐えて 明日を良くしようという
米百俵の精神こそ、改革を進めようとする今日の我々に必要ではないでしょうか

「米百俵の精神」とは、現在の新潟、長岡藩の明治3年のエピソードです。
当時、困窮していた長岡藩は、近くの藩が援助された米百俵を食べずに、売ったお金であるものを作りました。
そこで、今回は長岡藩が造ったものは何かという問題です。

ことば検定プラス 今日の問題

「米百俵の精神」、長岡藩が造ったものは?

 

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【ことば検定プラス】本日の解答

 学校

 

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【今日ののボケは?】
「米百俵の精神」ではなく、「米発表の際しーっ」だそうです。

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【ことば検定プラス】林修先生の解説

【「米百俵の精神」、長岡藩が造ったものは?】

新政府軍との戦いに敗れた長岡藩


幕末、大政奉還の後、長岡藩は新政府のやり方に異を唱えました。

新政府軍との激しい戦闘で、長岡藩は善戦むなしく敗北を喫します。
戦後、領地は焼け野原
石高も大幅に減らされ(7万4千石→2万4千石)、その日の食事にも事欠くほどの困窮状態に陥ったのです。

近くの藩から贈られた米百俵

そこで、窮状を見かねた近くの藩から、米百俵が贈られたんです。
しかし、喜ぶ藩士たちを前に、藩のリーダーだった小林虎三郎は、こう語ったと伝えられています。

百俵の米も 食えばたちまちなくなるが、
教育にあてれば、明日の一万、百万俵となる。
教育に充てるべきだと言ったんですね。
ということで、正解は「学校」です。
長岡藩の作った学校は、農民や町民の子供も入学を許される先進的なもので、その後、長岡からは山本五十六をはじめ、多くの指導者が生まれているのです。

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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