「レストラン」、名前の由来に関係するのは?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
4月21日は、「オーベルジュの日」です。
オーベルジュとは、宿泊もできるレストランのことで、日本オーベルジュ協会が、昭和61年のこの日、日本初のオーベルジュが箱根にオープンしたとして制定しました。
フランス発祥のオーベルジュは、宿泊よりも郊外のレストランで地元の食材を楽しむことを目的としています。
フランスでは、1軒家などの小規模な施設がほとんどです。
フランスでは、1軒家などの小規模な施設がほとんどです。
食を大切にするフランスらしい発想ですね。
そして、そもそもレストランという言葉も、フランス語由来の外来語です。
そこで今日は、レストランという名前の由来に関係のあるものはどれかという問題です。
そこで今日は、レストランという名前の由来に関係のあるものはどれかという問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「レストラン」、名前の由来に関係するのは?
【選択枝】
■ スープ
■ ワイナリー
■ 小さな服が入らない
【ことば検定プラス】本日の解答
■ スープ
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【今日の■のボケは?】
「レストラン」ではなく、「S通らん(エスとぉらん)」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「レストラン」名前の由来に関係するのは?】
レストランはフランス語由来の外来語
レストランは、フランス語でも英語でも「Restaurant」と綴ります。
英語に入ってきたのは、19世紀前半~で、その時はすでに今と同じ"食事をする場所"という意味でした。
フランス語では、「Re/staur/ant」と3つに分けられる言葉で、
「Re」は"再び"
「staur」は"元気にする"
「Re」は"再び"
「staur」は"元気にする"
「ant」は"~している"や"~すること"
つまり、もともとは、"元気を回復すること"という意味なんですね。
つまり、もともとは、"元気を回復すること"という意味なんですね。
レストランと名付けて売ったスープ
この言葉が広く使われるようになったきっかけは、フランス革命前夜、1765年のパリでした。
ある酒場の主人が「空腹なるものよ、皆ここに来なさい、私が癒してあげよう」という看板を掲げました。
そして、彼がレストランと名付けて売ったのが、飲めば元気を回復するというブイヨンスープでした。
実は、もともとフランスでレストランとは、牛肉や鶏ガラなどから取る濃厚な出汁、ブイヨンスープのことだったんです。
ということで、正解は「スープ」です。
彼の店では食事も出来ましたから、レストランはその後、食事の出来る店を指すようになり、フランス革命で行き場を失った宮廷料理人たちによって、一気に広がったようです。
レストラン
食事の出来る店
→元宮廷料理人たちによって広がる
→元宮廷料理人たちによって広がる
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ デルフィニウムの名前の由来は?
「みんなのエンタメ検定」
□ ロマンスカーの名前の由来は?