「床屋」、名前の由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-
テレビ朝日「グッド!モーニング」の「ことば検定プラス」の出題と答えを速報しています。 どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。 |
林修先生の「ことば検定プラス」
3月8日は散髪の日です。
「床屋」さんの起源は、武士の月代(さかやき)を整える職人さんだと言われています。
江戸時代には、男たちのサロンのような場所になっていたそうです。
そんな床屋さんを舞台にした作品が、式亭三馬の「浮世床」です。
落語にも「浮世床」という演目があるのです。
そこで今回は「床屋」という名前は何に由来するかという問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「床屋」、名前の由来は?
【選択枝】
■ 宿屋を兼ねていた
■ 出店が多かった
■ あれ?ここは・・・
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 出店が多かった
ことば検定プラスの解答速報を発信しています。 お気に入りやブックマークしておくと便利です。 |
【今日の■のボケは?】
「床屋」ではなく、「どこや」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「床屋」、名前の由来は?】
「床」は「床店」に由来
今日のポイントは、この「床」ですね。
「床」とは、元々は"平らなところ"、文字通り、「床」のことです。
寝る場所を「寝床」、寝ることを「床に就く」といいますが、床屋さんの「床」とは関係ありません。
この「床」は、「床店」に由来するとされています。
江戸時代には、商品を売るだけで人の住まない、いわゆる「出店」が多くありました。
板で壁を作って、地面に簡単な床を設けた店ですから、「床店」と呼ばれたんです。
床店の代表格「髪結い床」が床屋へ
そして、そんな「床店」の代表格が髪結いで、当時は橋のたもとなどで営業するところが多かったことから「髪結い床」と呼ばれていました。
それが後に「床屋」となったのです。
ということで、正解は「出店が多かった」です。
ということで、正解は「出店が多かった」です。
もちろん江戸時代にも、店舗の床屋さんもあって、そうした店は,内床(うちどこ)、出店の方は出床(でどこ)と呼ばれたそうです。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ マカロンと語源が同じとされるのは?
「ニュース検定」
□ 「思い出返却」これまで持ち主に返した写真は?