「スーパーボウル」、「ボウル」と表記する由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
2月8日、アメリカのフロリダでまもなく始まるのが「スーパーボウル」です。
アメリカンフットボールのプロリーグの№1決定戦です。
アメリカでは、その年を代表するビッグイベントで、毎年のようにテレビの年間視聴率の第1位を記録しているんだそうです。
昨年のスーパーボウルの視聴率は41.6%で、実に1億人近い人が中継を見たというから驚きです。
そして、「スーパーボウル」と名付けられたのは、1969年と意外と新しいのですが、「スーパーボール」ではなく「スーパーボウル」なのですね。
そこで今回は、「ボウル」と表記する由来はなぜか?という問題です。
ことば検定プラス 今日の問題
「スーパーボウル」、「ボウル」と表記する由来は?
【選択枝】
■ スタジアムの形
■ 日本メディアの誤表記
■ 梅干し巻いたケーキ
【ことば検定プラス】本日の解答
■ スタジアムの形
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【今日の■のボケは?】
「スーパーボウル」ではなく、「すっばぁロール(酸っぱぁロール)」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「スーパーボウル」、「ボウル」の由来は?】
スーパーボウル名付け親ラマー・ハント氏
1960年代、アメリカには2つのプロリーグがあって、67年にお互いのチャンピオンチームによる№1決定戦を行うことにしました。
それが「スーパーボウル」の始まりです。
「スーパーボウル」の名付け親は、片方のリーグの創設者のラマー・ハントという人物です。
彼はテキサスの石油王の息子で、スポーツビジネスにも熱心だったのです。
ボウルは「スタジアムの形」が由来
そして、名前のヒントとなったのが、おもちゃのスーパーボールです。
しかしこれは、あくまでボール(ball)で、ボウル(bowl)ではないですよね。
英語のボウル(bowl)とは、いわゆるボウルやお椀のことです。
では、なぜボウルなのか。
それは、あるものがお椀型だからです。
正解は、青の選択肢の「スタジアムの形」です。
実は、プロより歴史のあるカレッジフットボール(1869年誕生)では、すでポストシーズンの試合をスタジアムの形から、「ボウルゲーム」と呼んでいました。
ハントさんは、それに倣って「スーパーボウル」にしたと見られています。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 次のうち、昭和期に小田原で生まれた梅は?
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□ 核のゴミ「文献調査」手を上げた自治体があるのは?