元々「ボーナスの原型」を指す言葉だったのは? 【ことば検定プラス】
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元々「ボーナスの原型」を指す言葉だったのは?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生 ことば検定プラス

 

ことば検定プラス 今日の問題

元々「ボーナスの原型」を指す言葉だったのは?

【選択枝】
 しきたり
 おしきせ
 指輪もタイヤも・・・

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本日の解答は

 おしきせ

 

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【今日ののボケは?】
「ボーナスの原型」ではなく、「ドーナツも円形(どーなつもえんけい)」だそうです。

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本日の林修先生の解説

【元々ボーナスの原型を指す言葉は】

「おしきせ」とは服が支給される習慣

「しきたり」は、"仕来る(しきたる)"という言葉が変化したものです。
"慣例としてし続けている"という意味で、15世紀に例が見られる言葉ですが、「ボーナスの原型」とは関係ありません。

「おしきせ」は、"お仕着せ"と書きます。
江戸時代には、主人から奉公人に、お盆と年末の年に2回、服が支給される習慣がありました。
それが"仕着せ"です。(*「四季施」とも書きます)
"お"は丁寧にする"お"です。

ボーナスの原型となった「仕着せ」

 

「仕着せ」は給金とは別に与えられたので、「ボーナスの原型」だと言われています。
ところがそれは、好みに関わらず上から一方的に与えられる服でしたから、のちに「お仕着せ」ではなく、"押し着せ"だと解釈され、マイナスの意味で使われるようになったと見られています。

また、"お仕着せがましい"という言葉を耳にすることがありますが、これは"恩着せがましい"や"押しつけがましい"と混同したもので、正しい表現ではありません。

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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