「訪れ」の由来は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
ことば検定プラス 今日の問題
「訪れ」の由来は?
【選択枝】
■ 音を立てること
■ 田植え
■ 部下が年上
本日の解答は
■ 音を立てること
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【今日の■のボケは?】
「訪れ(おとずれ)」ではなく、「怒りづれっ(おこりづれっ)」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「訪れ」の由来は?】
「訪れ」は古くからある言葉
「訪れ」は平安時代の「伊勢物語」などにも登場する古くからある言葉です。
当時から、今のように「訪問すること」といった意味で使われていましたが、語源をたどっていくと、本来は別の意味だったことがわかります。
この「おとずれ」は、元々は「おとづれ」の「ず」は「づ」と書いていました。
そしてこの漢字は「連」をあてます。
"何かを連れる、伴う"ということなのですが、それでは何を伴うことを言うのか?
広辞苑では1番目に「音を立てる」
実は、広辞苑では、現在でも「訪問する」という意味は2番目に登場します。
1番目の意味は「音を立てる。音がする」が載っています。
つまり、「おとずれ」とは「音連れ」と書きます。
おとずれる【訪れる】 -広辞苑から-
①音を立てる。音がする。 ②人のもとや、ある場所に行く。訪問する。 |
古くは、風など自然の音を聞いて人々が神の音連れを感じたことから「訪れ」という説もあります。
さらに、実際に人を訪ねた場合には、何らかの音を立てて知らせますよね。
そこで「訪問する」ことを、「訪れ」というようになったとされています。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ きのうまでで、イチョウ黄葉日、カエデ紅葉日、気象庁の発表が多いのは?
「ニュース検定」
□ 第2次世界大戦 史上最大の作戦とは?