植物の「いちょう」、名前の由来は? 【ことば検定プラス】
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植物の「いちょう」、名前の由来は?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生 ことば検定プラス

 

ことば検定プラス 今日の問題

植物の「いちょう」、名前の由来は?

【選択枝】
 カモの水かき
 ちょんまげ
 ストレスに弱い

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本日の解答は

 カモの水かき

 

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【今日ののボケは?】
「イチョウ(植物)」ではなく、「いちょう(胃腸)」だそうです。

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本日の林修先生の解説

【植物の「いちょう」名前の由来は?】

「いちょう」は一般には中国原産で、日本には遅くとも室町時代には伝わっていました。

そして「いちょう」の名前を日本に伝えたのは、中国留学から帰った僧侶だと考えられています。
その時、留学僧が中国で教わった名前は「鴨脚(ヤーチャウ)」というものでした。

では「鴨脚(ヤーチャウ)」とは、何のことでしょうか


ヒントは、「いちょう」の葉の見た目にあります。
それは"カモの水かき"にそっくりです。
"ヤーチャウ"は当時の中国語で、「カモの脚」のことだったのです。

 

 

いちょう     -広辞苑から-
鴨脚樹・銀杏・公孫樹】
①イチョウ科の落葉高木。中国原産。
②銀杏頭の略
③紋所の名前。種類が多い

「いちょう」の漢字は、"銀杏"が一般的だと思いますが、広辞苑では"鴨脚樹"が載っています。
ちなみに、"銀杏"は、「実の形が杏(あんず)に似ていて、殻が銀色を帯びている」ことに由来しています。

 

 

江戸時代の男性のまげを「銀杏頭(いちょうがしら)」と言いますが、これは、まげの先を「いちょう」の葉のように広げたことから付いた名前です。
つまり「いちょう」の方が語源ですから、「ちょんまげ」が由来ではありません。

 

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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