天皇陛下がライフワークとする研究テーマは?
ニュース検定 -池上彰-
朝の情報番組「グッド!モーニング」で出題される「ニュース検定」の解答をリアルタイムにて速報しています。 どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。 |
池上彰 ニュース検定
今日の問題は、2019年10月15日に出題された復習問題です。
ニュース検定 今日の問題
天皇陛下がライフワークとする研究テーマは?
【選択枝】
■ 水
■ ハゼ
■ ナマズ
■ 水
■ ハゼ
■ ナマズ
本日の解答
■ 水
「ニュース検定」の解答速報を発信しています。 お気に入りやブックマークしておくと便利です。 |
池上彰さんの解説
今日のテーマ
復習
令和の両陛下②【天皇陛下のライフワーク】
天皇陛下のライフワーク"水の研究"
2019年4月、「水運史から世界の水へ」という本が出版され話題になりました。
本の著者は、徳仁親王。
つまり、今の天皇陛下です。
陛下がライフワークとしている水の研究についての講演がおさめられています。
この本には、過去30年以上にわたって行われた講演が掲載されています。
陛下はもともと、イギリスのテムズ川などの水上交通について研究されていました。
その後、研究テーマは世界が直面する水の問題に広がります。
水こそが、紛争や貧困、教育などの問題にも直結するからです。
陛下は資料に向き合い、現場を歩かれた上で、研究や講演を続けられました。
陛下の水に対するご関心はとても幅広いものです。
まさに本のタイトル通り、ご関心は世界の水に広がっています。
研究のきっかけはネパール訪問
きっかけは、1987年のネパール訪問でした。
ヒマラヤを一望できる一帯を山歩きしていた際、多くの女性や子供が水を得るために歩く姿を見かけられたのです。
天皇陛下の「第1回アジア・太平洋 水サミット」(2007年12月 大分県別府市))でのお言葉
「多くの女性が水を得るための家事労働から解放されず、 子供が水汲みに時間をとられて学校へ行けない現実があることを知りました」 |
陛下は水問題を考える時には、「このネパールの光景が脳裏に浮かぶ」とおっしゃっています。
水の問題を切り口に、世界が抱える様々な課題をどう克服するか、日本だけでなく世界の平和と発展に心を砕かれているのです。
ちなみに「ハゼ」は上皇陛下、「ナマズ」は秋篠宮殿下の研究対象です。
前回のニュース検定
本日の出題