「土手鍋」名前の由来で有力なものは?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-
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林修先生 ことば検定プラス
ことば検定プラス 今日の問題
「土手鍋」名前の由来で有力なものは?
【選択枝】
■ 土鍋を使う
■ 土手の下で営業
■ おめえ何位だ?
本日の解答は
■ 土手の下で営業
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【今日の■のボケは?】
「土手鍋(どてなべ)」ではなく、「どべだべ(最下位)」だそうです。
本日の林修先生の解説
【「土手鍋」、名前で有力なものは?】
カキの運搬で使われていたカキ船
「土鍋を使う」はわかりますが、「土手の下で営業」とはどういうことなのか?
江戸時代前半、すでに養殖がおこなわれていた広島湾のカキは、天下の台所・大坂で売られました。
運搬に使われたのは、のちに"かき船"と呼ばれる船です。
運搬に使われたのは、のちに"かき船"と呼ばれる船です。
江戸時代の大坂は"八百八橋"と呼ばれるほど、水路が発達していましたから、船が便利だったのです。
カキ船を留めていたのは橋のたもと
さらに、19世紀になると船の中でカキ料理を提供するようになり、この頃には、土手鍋の原型が出来ていたと見られています。
そして、そのカキ船を留めていたのが、橋のたもと"土手の下"でした。
そして、もう1つ「土手鍋」の原型を考案した広島のカキの行商人が、土手吉助(*長吉とする説もある)さんだったからとする説もあるようですが、名前の由来に"土鍋"は関係ありません。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 次のうち、日本に洋傘を広めるキッカケとなったものは?
「ニュース検定」
□ インドネシアを植民地支配していたのは?