
「奥ゆかしい」の語源は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。 *解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。 |
ことば検定 問題
きょう4月29日は「昭和の日」です。
もし今も昭和が続いていたしたら、今年は昭和100年です。
この100年で世の中は便利に変わりましたが、もし昭和にタイムスリップできるならと、戦前戦後の少女たちに熱狂的に支持された中原淳一のデザイン画を元にワンピースが復刻販売されています。
可愛いとか綺麗など褒め言葉はいろいろありますが、「奥ゆかしい」という言葉もあります。
今日はその「奥ゆかしい」の語源は何かという問題です。
「奥ゆかしい」の語源は?
青 -床
赤 -行く
緑 -札束風呂の噂
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
赤 -行く
<今日の緑のボケ> 「おくゆかしい」ではなく「億湯らしい」 |
ことば検定 解説
きょうの解説
「奥ゆかしい様子」というと、上品で慎み深いというイメージを持つかもしれないですが、広辞苑で「奥ゆかしい」をひくと、1番目の意味は"知りたい。見たい。聞きたい。"とあり、好奇心でいっぱいになっているような状態を指す言葉だといいます。
どうしてこういう意味が生まれたのか?
「奥ゆかしい」の漢字は「奥床しい」と書きます。
ただ、この床は当て字です。
語源には関係なく、「行かし」と書いて「ゆかし」なのです。
この「行かし」の意味が、広辞苑にある"知りたい。見たい。聞きたい。" になります。
心が対象物に向かってひきつけられる状態を指します。
これが人物に対して使われる場合、その人の奥、つまり本心 本当の姿が知りたいということになります。
そう思われる人というのは、多くの場合 自分を開けっ広げに見せない控えめで慎みのある人で、上品で思慮深いという印象を与えます。
こんなことから「奥ゆかしい」に、控えめで慎み深く上品な感じがして、それゆえに心ひかれるという意味ができたと考えられています。
前回の問題

ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマークしていただくことを推奨します。
② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する方法3選
*クイズ文の前に見聞録と入れると見つかりやすくなることが多いです。
*クイズ文に?ありで検索して見つからなくても、?をとると見つかることがあります。
*クイズ文に?なしで検索して見つからなくても、?を付けると見つかることもあります。
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください
今月のプレゼントと応募方法