烏龍茶という字には、なぜ烏(カラス)と龍(リュウ)が使われているのか?【ことば検定】
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烏龍茶、なぜ「烏」と「龍」?
「グッド!モーニング」 ことば検定プラス -林修-

 

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林修先生 ことば検定プラス

 

ことば検定プラス 今日の問題

烏龍茶、なぜ「烏」と「龍」?

【選択枝】
 茶葉の色と形が似ている
 神話で縁起のいい生き物
 お爺さんは勿論賛成

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本日の解答は

 茶葉の色と形が似ている

 

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【今日ののボケは?】
「烏龍茶(うーろんちゃ)」ではなく、「無論じゃ(むろんじゃ)」だそうです。

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本日の解説

【烏龍茶の漢字になぜ「烏」と「龍」が使われているのか】

烏龍茶はその製法が16世紀中国の明の時代に生まれたとされています。
お茶は世界中で飲まれていますが、実はそもそも、烏龍茶も、緑茶も、紅茶も、基本的に原料は同じ"茶の木"です。

では何が違うのか?
それは、葉の発酵の度合いです。

摘んだ葉を、すぐに加熱処理して発酵を止めてしまう緑茶に対して、茶の葉を完全に発酵させたものが紅茶です。
茶の葉は発酵が進むほど赤くなる性質を持っているのです。

 

烏龍茶はその中間で、ある程度発酵させてから、釜で炒って加熱処理をします。
そのあと、よく揉み込んで仕上げるそうで、その結果出来上がる茶葉が、黒くてねじれているのが特徴です。

この茶葉が烏の羽のように黒(黒褐色)く龍のように捻じれた形をしているため、名付けられたというのが一般的な説です。
そして、かつて烏龍茶は、皇帝に献上されるほど高価なものでした。

中国では、「龍」は中国皇帝を指すとされ、それだけ価値が高いお茶だと表しています。
烏は黒のこと、、"黒い皇帝のお茶"という意味もあります。

 

烏龍茶
烏龍茶は中国茶の一種で、半発酵茶です。
中国茶には「青茶」「緑茶」「白茶」「黄茶」「紅茶」「黒茶」の基本6種類がありますが、このうちの青茶が烏龍茶のことです。

前回の「ことば検定プラス」

本日の出題
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