「津田梅子」面会して影響を受けたのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう8月16日は、日本初の女子留学生として有名な津田梅子の命日です。
もうすぐ発行される新紙幣の5000円札の肖像になります。
津田梅子が明治4年に女性で初めて留学したのは、当時6歳の時です。
11年間の留学ですっかり日本語を忘れてしまって、母との会話も通訳してもらわないといけなかったそうです。
そんな津田梅子が日本に残したものが津田塾大学です。
女性にもっと教育をと、女子教育に力を注いだのです。
今日はそんな津田梅子が、実際に会って影響を受けた人物は誰かという問題です。
「津田梅子」面会して影響を受けたのは?
青 -クラーク博士
赤 -ナイチンゲール
緑 -集会だニャ
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ことば検定 答え
赤 -ナイチンゲール
ことば検定 解説
きょうの解説
留学から帰国後の津田梅子
17歳で日本に戻った津田梅子ですが、なかなか思うような仕事に就けなかったようです。
男子留学生なら、帰国すぐに仕事を見つけられたのですが、当時日本はまだ男女平等ではありませんでした。
梅子が働くことができたのは、帰国から3年後でした。
津田梅子 女性の地位向上や教育の改善へ
こうした中、35歳の時に、梅子は女性の地位や教育を改善したいと、女子のための塾を創設しました。
そして今日の答えのナイチンゲールに会ったのは、その前年です。
面会で梅子は、日本の女性の地位がいかに低いかを訴えたそうです。
すると、ナイチンゲールは「イギリスも40年前まではそうでした。あなたも頑張りなさい」と励ましてくれたんだそうです。
ナイチンゲールは、看護師として現場で働いたイメージが強いと思いますが、それだけでなく、女性を教育し、看護という活躍の場を与え、地位を向上させた人物でもあります。
この面会で、梅子は女子のための学校を設立に向け、大きな力をもらったようです。
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