「三島由紀夫」の筆名「三島」の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは11月1日、読書週間(10月27日~11月9日)にちなんで、作家のペンネームについてお話します。
ミステリー作家の「エドガー・アラン・ポー」に憧れてペンネームをつけた作家といえば「江戸川乱歩」です。
憧れの人の名前からペンネームをつけたのは、実は「司馬遼太郎」さんも同じです。
憧れの人の名前からペンネームをつけたのは、実は「司馬遼太郎」さんも同じです。
それが「史記」を書いた「司馬遷」です。
「司馬遷」には、はるかに及ばないということでこの名前がつけられたんだそうです。
一方、一風変わった由来を持つのが「二葉亭四迷」、「くたばってしまえ!」と自虐的に名付けたそうです。
そして、昭和の大作家「三島由紀夫」も実はペンネームです。
そこで今日は、その由来は何か問題です。
そこで今日は、その由来は何か問題です。
「三島由紀夫」の筆名「三島」の由来は?
青 -駅名
赤 -恩師の名前
緑 -長いトンネルを抜けると
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ことば検定 答え
青 -駅名
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ことば検定 解説
きょうの解説
三島の才能を見抜いた先生の存在
三島由紀夫は、 9歳で詩を書き、中学生になると徹夜で原稿用紙に向かうような少年だったそうです。
そんな三島の文壇デビューは、16歳です。
本当に早熟の天才で、三島が16歳のとき、作品を読んだ国語の先生が三島の才能を見抜いて、雑誌への掲載を後押ししました。
先生は、その雑誌の編集者でもあったそうです。
三島の本名は平岡公威というのですが、まだ未成年なので父が作家になるのは大反対。
そういった事情もあって、先生は三島というペンネームで掲載することを提案しました。
そういった事情もあって、先生は三島というペンネームで掲載することを提案しました。
「三島」 三島駅に由来
では、その「三島」とは、一体何に由来するでしょうか。
この雑誌の会議が伊豆の修善寺で行われた際、先生はある駅で乗り換えていたのです。
それが三島駅でした。
それが三島駅でした。
三島駅で見た美しい富士山に感動した先生が「三島由紀夫」という名を考えたといわれています。
ちなみに、この先生の名前は清水文雄先生で「三島」ではありません。
ちなみに、この先生の名前は清水文雄先生で「三島」ではありません。
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