初期の万博で、評判だった展示物は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは、3月16日。
前回までは、大阪万博についてでしたが、今日は世界に目を向けます。
前回までは、大阪万博についてでしたが、今日は世界に目を向けます。
世界初の万博は、1851年にイギリス・でロンドンで開催されました。
当時のイギリスは産業革命を経て、圧倒的な工業力を誇っていましたから、それを世界へ知らしめる良い機会と考えたんでしょうね。
当時のイギリスの人口は1800万人くらいでしたが、5ヶ月余りの開催期間中に、なんと総人口の3分の1にあたる600万人を超える入場者があり大成功でした。
そこで、他の国も開催するようになり、「万博」は世界的なイベントとして成長していきます。
今日は、初期の万博で評判となった展示物はどれかという問題です。
今日は、初期の万博で評判となった展示物はどれかという問題です。
きょうの問題
初期の万博で、評判だった展示物は?
青 -ミシン
赤 -家庭用掃除機
緑 -パーかグーか
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -ミシン
【本日の 緑 のボケは?】
「初期の万博」ではなく「チョキの三択」というボケでした
きょうの解説
【初期の万博で、評判だった展示物は?】
初期の万博 金メダルなど表彰制度
初期の万博では、展示物に対して金メダルなどの表彰制度があったそうです。
受賞は、大きな宣伝となりました。
例えば、1855年のパリ万博では、およそ5万点のうち、金メダルは250余りと、かなり狭き門だったようです。
パリ万博(1855年)
展示物 約5万点
金メダルは252点(産業部門)
金メダルは252点(産業部門)
「ミシン」は万博の花形だった
そんな金メダルを複数受賞したジャンルが、「ミシン」です。
実は、「ミシン」は最初のロンドン万博から毎回のように複数出展されていました。
というのも、初期の万博が開かれていた19世紀に、「ミシン」はどんどん発達していたからです。
手回し式から足踏み式、さらに電動式へとその技術革新は、まさに万博の花形だったというわけです、
金メダルを複数取るほど、毎回評判となったようです。
一方の「家庭用掃除機」が商品化されたのは、20世紀初めのことで「ミシン」より少し後の時代です。
前回の出題
本日の出題
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