「スキー」名前の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
北京オリンピックでは、今日はノルディック複合団体が行われます。
日本のエースは3大会連続でメダルを獲得した渡部暁斗選手。
彼を中心とした4人で、団体では28年ぶりとなるメダルを狙います。
ノルディック複合団体といえば、かつて日本は92年のアルベールビル五輪、そして94年のリレハンメル五輪と日本は連覇しています。
ジャンプでは瞬発力、クロスカントリーでは持久力、両方の能力を必要とされるノルディック複合のチャンピオンは、ヨーロッパでは「キングオブスキー」と呼ばれて、大変尊敬されています。
そこで、今日は「スキー」という名前は、何に由来するかという問題です。
きょうの問題
「スキー」名前の由来は?
青 -雪
赤 -履物
緑 -裂いた木
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きょうの答え
緑 -裂いた木
【本日の 緑 のボケは?】
きょうはボケはありません。
きょうの解説
【「スキー」名前の由来は?】
冬季五輪通算獲得メダルが一番多い国は
前回の平昌五輪までで、冬のオリンピックで通算獲得メダルが一番多い国はノルウェーです。
合計368個(金メダル132個)ものメダルを今まで獲得しています。
2位はアメリカで305個で、60以上差をつけてノルウェーがダントツです。
ちなみに、日本は58個です。
ノルウェーはその6倍以上です。
ノルウェーの人口はおよそ530万人ですから、いかに強いかがよくわかります。
特にスキーが盛んで、「ノルウェー人はスキー板と履いて生まれてくる」という言葉もあるそうです。
「スキー」古いノルウェー語に由来
「スキー」という名前は、古いノルウェー語に由来するとされています。
「スキー」は、はっきりしたことはわかりませんが、スキーヤーを描いたとみられるノルウェーの壁画があり、その絵はオリンピック記念コインに使われたこともあります。
この壁画は、なんと今から4000年から5000年も前のものなんだそうです。
「スキー」は、はっきりしたことはわかりませんが、スキーヤーを描いたとみられるノルウェーの壁画があり、その絵はオリンピック記念コインに使われたこともあります。
この壁画は、なんと今から4000年から5000年も前のものなんだそうです。
ですから、「スキー」は相当古くからあったということになります。
そして、狩りの際などに、木を裂いて作ったものを履いて移動したことから「裂いた木」を意味する、ノルウェー語の「シー」から「ski(スキー)」という言葉が生まれたとみられています。
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