室内競技場「アリーナ」名前の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
熱戦が続く北京オリンピックも、いよいよあと5日間です。
きのう、スピードスケート女子団体パシュートで、日本は銀メダル。
髙木美帆選手は、1500m、500mに続く3つ目の銀メダルとなり、明日の1000mにも期待がかかります。
スピードスケートなど、氷の上で行うスポーツの施設を一般に「アイスアリーナ」と言います。
「アリーナ」は、英語由来の外来語「arena」です。
日本語では、観覧席が四方から取り囲む形式のホールやスポーツ施設のことを言います。
「アリーナ」は、英語由来の外来語「arena」です。
日本語では、観覧席が四方から取り囲む形式のホールやスポーツ施設のことを言います。
そこで今日は、その「アリーナ」とは何に由来するかという問題です。
きょうの問題
室内競技場「アリーナ」名前の由来は?
青 -器
赤 -砂
緑 -キリギリスより好き
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -砂
【本日の 緑 のボケは?】
「アリーナ」ではなく「アリいいな」というボケでした
きょうの解説
【室内競技場「アリーナ」名前の由来は?】
「アリーナ」とは
「アリーナ(arena)」は、英語でも周囲に観覧席のある競技場のことを「アリーナ」というようです。
英語の「アリーナ(arena)」の語源は、ラテン語の「アレーナ(arena)」あるいは「ハレーナ(harena)」だとされているそうです。
やはり、円形の競技場を指す言葉ですが、元々は全く別の意味だったようです。
「アリーナ」の語源「アレーナ」の意味
古代ローマで、円形闘技場といえば「コロッセオ」です。
「コロッセオ」のような闘技場では、猛獣と剣闘士や、あるいは剣闘士同士の戦いが行われ、見世物として大変人気があったようなんです。
そうした場では、どうしても血が流れますよね。
そこで、闘技場には血で滑らないように、「砂」がまかれていました。
実は、「アリーナ」の語源のラテン語の「アレーナ」は、元々は「砂」という意味でした。
そして、闘技場に「砂」がまかれていたことから、闘技場そのものも指すようになっているようです。
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