「すし」名前の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きのう11月1日は、「全国すしの日」でした。
握りずしが生まれたのは、江戸時代です。
19世紀の江戸時代後半だと言われています。
考え出した人は不明ですが、握りずしを大成させたのは、現在の墨田区両国の「与兵衛寿司」の、華屋与兵衛という方だと言われています。
しかし、それ以前にも寿司はありました。
日本最古のお寿司屋さんの創業は、鎌倉時代です。
奈良の「つるべ寿司弥助」の創業は、なんと鎌倉時代の初め800年以上前だとされる歴史があります。
奈良の「つるべ寿司弥助」の創業は、なんと鎌倉時代の初め800年以上前だとされる歴史があります。
では「すし」の名前の由来は何でしょう?
きょうの問題
「すし」名前の由来は?
青 -酸っぱい
赤 -詰まっている
緑 -秋の味覚を堪能
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -酸っぱい
【本日の 緑 のボケは?】
「すしの由来」ではなく「ずしっの由来」というボケでした
きょうの解説
【「すし」名前の由来は?】
すしの起源は東南アジアの魚の保存食
「すし」の起源は、東南アジアの魚の保存食だとされていて、日本では奈良時代には食べていたと言われています。
すしの起源
東南アジアの魚の保存食
日奈良時代には食べられた
日奈良時代には食べられた
当時の「すし」を、「熟れずし」といいます。
魚や貝に強く塩をして、ご飯の中に漬け込むと、発酵して保存が効くのです。
魚や貝に強く塩をして、ご飯の中に漬け込むと、発酵して保存が効くのです。
琵琶湖の名物「鮒ずし」が、今も残る熟れずしとして有名です。、
これは、ちょっと大人の味なのです。
匂いが強烈ですが、好きな人にとっては逆にそれがたまらないということです。
匂いが強烈ですが、好きな人にとっては逆にそれがたまらないということです。
ただし、この熟れずしは発酵熟成に数ヶ月から数年もかかるそうです。
少なくとも、周りの米は酸っぱくて食べられないんだそうです。
熟れずし
発酵熟成に数ヶ月~数年もかかる
周りの米は酸っぱくて食べられない
周りの米は酸っぱくて食べられない
「すし」広辞苑に「酢し」の意味
「すし」は、もともと発酵した米の酸味で食べるものだったのです。
「寿司」の漢字も、元々は「鮓」と書いていました。
この字の"つくり"は、「酢」と同じですよね。
広辞苑にも「すし」は、「酢し」の意味だと載っています。
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