夏の季語は?
ことば検定プラス 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定プラス」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定プラス」
今日は7月15日、7月も半分過ぎました。
学校はもうすぐ夏休みですね。
二十四節気では、1年で最も暑いとされる大暑は、1週間後の22日。
さらに、来月7日は立秋、もう秋の始まりなのです。
ですから、暦の上では夏はあと3週間あまりで終わりなのです。
と言われても、なんだかピンときませんよね。
そこで今日は、この中で夏の季語はどれかというのが問題です。
きょうの問題
夏の季語は?
青 -天の川
赤 -蜃気楼
緑 -夕焼け
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きょうの答え
緑 -夕焼け
【本日の 緑 のボケは?】
今日はボケはありません
きょうの解説
【夏の季語は?】
今日は、緑の選択肢のボケはありません。
「天の川」は秋の季語
「天の川」は、いかにも夏の季語っぽいですよね。
7月7日の七夕には、この天の川にかささぎの橋がかかって、織姫と彦星が1年に一度の逢瀬を楽しむとされています。
しかしこれは、本来は旧暦の7月7日で、今年だと8月14日です。
8月7日が立秋ですから、14日は暦の上では秋、つまり「天の川」は秋の季語です。
「蜃気楼」は春の季語
次に「蜃気楼」
これも夏っぽいですよね。
日本では、富山湾が有名です。
「蜃気楼」が、最もよく見られるのは春だそうで、これは、春の季語です。
「夕焼け」は夏の季語
最後に、「夕焼け」
枕草子に「秋は夕暮れ」とありますし、秋のイメージがあるかもしれません。
しかし、「夕焼け」は、空気中に水蒸気の量が多いとより美しくなる現象だそうで、水蒸気が多い季節といえば、これが夏の季語です。
しかし、「夕焼け」は、空気中に水蒸気の量が多いとより美しくなる現象だそうで、水蒸気が多い季節といえば、これが夏の季語です。
ですから、俳句では単に「夕焼け」と言えば、夏のことです。
それ以外の季節では、「春夕焼」のように「秋夕焼」「冬夕焼」と、季節の言葉をつけて表すようです。
それ以外の季節では、「春夕焼」のように「秋夕焼」「冬夕焼」と、季節の言葉をつけて表すようです。
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