「あたま」の由来に関係あるのは?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
5月13日は、平成6年にプロ野球でセ・リーグで危険球のルールが改定された日です。
これによって、頭へのデッドボールは、与えたピッチャーが即退場となりました。
きっかけは2日前のヤクルト対巨人戦でした。
2回にヤクルトがデッドボールを与えると、3回に今度は巨人がデッドボールを与え。さらに7回ヤクルトのピッチャーが再び、頭の付近に投げたことで、大乱闘となってしまったのです。
2回にヤクルトがデッドボールを与えると、3回に今度は巨人がデッドボールを与え。さらに7回ヤクルトのピッチャーが再び、頭の付近に投げたことで、大乱闘となってしまったのです。
現在は、さらにルールが改正され、投手が退場かどうかは審判の判断にゆだねられていますが、頭へのデッドボールに対しての厳しいルールは当然でしょうね。
そういうわけで。「あたま」という言葉の由来に関係するものはどれかという問題です。
今日の問題
「あたま」の由来に関係あるのは?
【選択枝】
■ 豪族
■ 灸
■ ケンシロウ
本日の解答
■ 灸
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【今日の■のボケは?】
「あたま」ではなく、「あたた!」だそうです。
林修先生の解説
【「あたま」の由来に関係あるのは?】
「あたま」の語源で有力なのは「当間」
「あたま」を表す言葉には他に、「かしら」や「こうべ」がありますよね。
実は、この中で最も古いのは「かしら」で、奈良時代には使われていたようです。
さらに平安時代には、「こうべ」も使われました。
「あたま」も平安時代から例が見られるのですが、最初は頭全体ではなく、前頭部を指す言葉でした。
「あたま」の語源についてはいくつか説があるのですが、有力なのは「当間(あてま)」だとするものです。
灸点に当たるとの意味で「当間」
実は、前頭部の辺りには顋会(しんえ)というツボがあるそうです。
そこで、灸をすえるところ、灸点に当たるとの意味で「当間(あてま)」と呼ばれ、それが後に「あたま」と変化したようです。
ということで、正解は「灸」です
ということで、正解は「灸」です
「あたま」は室町から江戸時代にかけて、頭全体を指すようになり、江戸時代のうちに、頭部を表す代表的な言葉となったとされています。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
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