「肩こり」ということばが定着したきっかけは?
「ことば検定プラス」 -林修-
テレビ朝日「グッド!モーニング」の「ことば検定プラス」の出題と答えを速報しています。 どなたでも参加でき、ポイントを貯めてプレゼントに応募できます。 |
林修先生の「ことば検定プラス」
4月22日は、4(しんどい)コリ2(つらい)2(つらい)の語呂合わせで「肩こりを労わる日」す。
私たちの頭はおよそ5キロ~6キロあって、それを首と肩で支えています。
そして肩こりの症状は、人類が農耕生活を始めた頃から急速に増えたといわれています。
そして肩こりの症状は、人類が農耕生活を始めた頃から急速に増えたといわれています。
林修先生は、ストレッチや体操しっかりやってるおかげで、あまり肩こりはないんだそうです。
「肩が凝る」という言葉は、江戸時代には既に使われていたようですが、広まったのは明治の終わり頃の、あるものがきっかけだと言われていますが、それは何でしょうか?
「肩が凝る」という言葉は、江戸時代には既に使われていたようですが、広まったのは明治の終わり頃の、あるものがきっかけだと言われていますが、それは何でしょうか?
ことば検定プラス 今日の問題
「肩こり」ということばが定着したきっかけは?
【選択枝】
■ 小説
■ 流行歌
■ 竜田揚げは?
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 小説
ことば検定プラスの解答速報を発信しています。 お気に入りやブックマークしておくと便利です。 |
【今日の■のボケは?】
「肩こり」ではなく、「かたくり(片栗粉)」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「肩こり」ということばが定着したきっかけは夏目漱石の小説】
肩こりが広まるきっかけは小説
欧米人と比べて筋肉量が少ない日本人は、肩こりになりやすいそうですが、もちろん欧米にも肩こりの症状はあります。
ただし、英語ではスティッフネック(stiff neck)、首が凝ると言うそうです。
そして、肩が凝るという言葉が広まるきっかけですが、それはこちらなんです。
指で圧してみると、頸と肩の継目の少し背中へ寄った局部が、 石の様に凝ってゐた。 -夏目漱石「門」(明治43年連載)- |
朝日新聞連載の夏目漱石の「門」の一節
この文章は何かというと、夏目漱石の「門」の一節です。
「門」は朝日新聞に連載されていたこともあって、これをきっかけに、肩こりが広く使われるようになったと考えられているんですね。
ということで、正解は「小説」です。
そして、新聞にこの一節が載ったのが、明治43年の4月22日でした。
実はそのことも、今日4月22日が「肩こりを労わる日」に制定された理由の1つだそうです。
実はそのことも、今日4月22日が「肩こりを労わる日」に制定された理由の1つだそうです。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 東京都心の4月の月間夏日回数、最多記録は?
「みんなのエンタメ検定」
□