「ホタテ」、名前の由来は?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
4月8日は貝の日です。
貝の字を上下に分けると、目と八とになって、目を横にすると四に似ていることから、4月8日に制定されました。
貝は縄文時代から大切な食料だっただけではなく、平安時代頃からかるた遊びの原型ともいわれる"貝合(かいあわせ)"に使われるなど、生活に欠かせないものでした。
いろいろな貝がありますが、夏にかけて、貝柱がどんどん大きくなって美味しくなるのが「ホタテ」です。
そこで今日は「ホタテ」とは何に由来する名前かという問題です。
(2021年4月8日に出題されたものですが、夏休みの復習問題として2021年8月13日にも出題されました)
きょうの問題
「ホタテ」、名前の由来は?
【選択枝】
■ たてじま
■ 保存食
■ 船のように走る
きょうの解答
■ 船のように走る
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【今日の■のボケは?】
今日はボケなしです
きょうの解説
【「ホタテ」名前の由来は?】
ホタテは船のように帆を立てる
今日の緑の選択肢は、そもそもホタテが海の上を走るのかという問題がありますよね。
船のように走るとは、帆を立てて走ることですから、「帆を立てて」→「帆立て」→「ホタテ」と、またいつもの面白くないボケだと思った方、今日は面白くなくていいんです。
なぜなら、今日はこれが正解です。
もちろん、ホタテが船のように走るわけではありません。
しかしかつては、そう信じられていたんですね。
江戸時代の百科事典「和漢三才図会」には、こうあります。
開口一殻如舟 一殻如帆乗風走 故名帆立蛤「和漢三才図会」より |
(意味)
口を開き一の殻は舟の如く
一の殻は帆の如くにし風に乗りて走る
故に帆立蛤と名付く
とあります。
実際のホタテは海水を吐き出して動く
殻の一つを船にし、もう一つを帆にして、風に乗って走るとは、なかなかの想像力ですよね。
では実際のホタテはどんなふうに動くんでしょうか?
あらかじめ海水を吸い込んでおいて、それを貝殻の間から吐き出した勢いで、飛ぶように驚くほど素早く動きます。
あらかじめ海水を吸い込んでおいて、それを貝殻の間から吐き出した勢いで、飛ぶように驚くほど素早く動きます。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題(2021年8月13日)
「お天気検定」
□ 大雨情報のためお休み
「みんなのエンタメ検定」
□ 日本一の長い階段3333段の先にある「釈迦院」別名は?
本日の出題(2021年4月8日)
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□ キンギョソウの花が枯れた姿、何に似ていると言われる?
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□ 内藤剛志 2012年初回放送の「捜査一課長」はどれ?