昭和時代の流行語だった言葉は? 【ことば検定プラス】
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昭和時代の流行語だった言葉は?
「ことば検定プラス」 -林修-

 

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林修先生の「ことば検定プラス」

今週は過去正解率が低かった問題からの復習です。
今日は2016年11月15日に出題された問題です。

11月15日は、昭和大学の創立記念日です。
昭和大学は、前身は昭和医学専門学校でしたが、昭和21年から医科大学となりました。
卒業生には、歌人・斎藤茂吉の長男である斎藤茂太さんや、高須クリニックの高須院長などがいます。

元の医学専門学校が、昭和3年に設立されたことから、昭和医学専門学校という名前になりました。
そこで、今回は昭和時代の流行語についての問題です。

ことば検定プラス 今日の問題

昭和時代の流行語で、のちに一般化した言葉は?

 

【選択枝】
 ワンマン
 銀ブラ
 ジンジャ-エール

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【ことば検定プラス】本日の解答

 ワンマン

 

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【今日ののボケは?】
「昭和」ではなく、「生姜(しょうが)」だそうです。

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【ことば検定プラス】林修先生の解説

【昭和時代の流行語だった言葉は?】


「銀ブラ」は大正時代の言葉


「銀ブラ」は広辞苑では「銀座通りをぶらぶら散歩すること」と載っています。

しかし、もう一つ説があるんです。
それが、「銀座のパウリスタでブラジルコーヒーを飲む」です、
"パウリスタ"は、明治44年に開店した喫茶店で、現在も営業しています。
ここに慶応の教授だった森鴎外や永井荷風などが通っていて、「銀ブラ」は慶応の学生たちが流行らせた言葉だと言うのです。

いずれにしても、大正時代の流行語です。

 

「ワンマン」は吉田茂につけられたあだ名

ということで、正解は「ワンマン」です。
「ワンマン」とは、戦後すぐに当時の吉田茂総理の独断ぶりを揶揄して、新聞記者がつけたあだ名です。

ワンマン
吉田茂総理の独断ぶりを揶揄
→新聞記者がつけたあだ名


昭和24年に流行語となり、"ワンマン経営者"などと一般でも使われるようになりました。
元々は、英語で"ワンマンショー"などのように"ひとりで"という意味です。

独裁者を揶揄した「あの人はワンマンだから」という表現は、日本でしか通用しませんからご注意ください。

前回の「ことば検定プラス」

 

 

 

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