大林宣彦監督の生まれ故郷は?
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2020さよなら④【大林宣彦さん】
大林宣彦さんは広島市尾道生まれ
大林宣彦さんは、広島県の尾道市で生まれました。
その故郷・尾道市をロケ地にして、大林監督はいくつもの作品を生み出したことで知られています。
有名なのは、「時をかける少女」です。
「時をかける少女」は、原田知世さん主演で1983年に公開され、大ヒットしました。
80年代に撮られた「転校生」「さびしんぼう」と合わせて、"尾道3部作"と言われています。
大林宣彦監督「尾道3部作」
□ 時をかける少女
□ 転校生
□ さびしんぼう
□ 転校生
□ さびしんぼう
映画の力を信じ生涯ギリギリまで制作
そんな大林さんが、20年ぶりに尾道市をメインのロケ地として作った映画が、「海辺の映画館-キネマの玉手箱」です。
映画の舞台は、広島県尾道市の映画館です。
そこでオールナイトの戦争映画を観ていた3人の若者は、あるきっかけで映画の世界に入り込みます。
そこで、理不尽な戦争に巻き込まれて死んでいく、当時の人たちを救おうとしますが、奮闘むなしく広島に原爆が投下されてしまいます。
そこでオールナイトの戦争映画を観ていた3人の若者は、あるきっかけで映画の世界に入り込みます。
そこで、理不尽な戦争に巻き込まれて死んでいく、当時の人たちを救おうとしますが、奮闘むなしく広島に原爆が投下されてしまいます。
-大林宣彦さんの話-
「戦争の意味を考えなきゃいけないとなると、最後のこのテーマは、 原子爆弾の実態というものを描かなきゃいけない。」「映画で過去の戦争を塗りつぶすことはできないけれども、 未来を平和にすることができる。」 |
大林監督は、映画の力を信じていたのです。
大林監督はこの映画で、戦争と映画をテーマにして、戦争の愚かさを伝えたのです。
7歳で終戦を迎えた大林監督は、多くの日本人が戦争を忘れてしまっていると懸念していました。
「戦争は"他人事"ではなく"自分事"にしなければならない」
「それができるのが映画なんだ」と考えていました。
その大林監督は、この映画を作る前に肺がんで余命宣告を受けていました。
82年の生涯でギリギリまで現場に立ち、二度と戦争を起こしてはならないと訴えたのです。
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