ジム・ロジャーズ氏 2018年にどこの株を手放した?
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コロナ禍に経済人は②【日銀の真似】
世界3大投資家の一人 ジム・ロジャーズ
今日紹介するジム・ロジャーズ氏は、昨日のバフェット氏と共に"世界3大投資家"と言われています。
ロジャーズ氏は、51年前の1969年にヘッジファンド(投資会社)を立ち上げました。
"ヘッジファンド"、つまり投資会社という業態が、まだ世の中にほとんど知られていない時代です。
"ヘッジファンド"、つまり投資会社という業態が、まだ世の中にほとんど知られていない時代です。
先見の明がありました。
その後、およそ10年で4200%もの驚異的な収益を上げたのです。
78歳になった現在も現役です。
手放した日本の株を大量に買い戻した訳
そのロジャーズ氏は、日本経済に対して"悲観的な見方"をしていることで知られています。
2018年には、「日本の株を全て手放した」と公表し話題となりました。
しかし今年(2020年)、驚くべき行動に踏み切ります。
日本株を大量に買い戻したのです。
ロジャーズ氏が買ったのは、特定の企業株ではなく、日経平均株価など日本を代表する株価指数に連動するETFと呼ばれるものです。
"日本の市場そのものを買う"ともいわれるETFを買い増した理由について、ロジャーズ氏はこう語っています。
"日本の市場そのものを買う"ともいわれるETFを買い増した理由について、ロジャーズ氏はこう語っています。
-ジム・ロジャーズ氏の発言-
日本銀行の黒田総裁が買うから、私もETFを買う。
私は、日銀がやっていることを真似しているだけだ。
私は、日銀がやっていることを真似しているだけだ。
"日銀の真似"とは、「日銀が日本株を買い続けるなら、しばらく株価は動くに違いない」とロジャーズ氏は考えているのです。
ロジャーズ氏は、「政府のお金がどこへ行くかを考えることが投資の王道」だと述べています。
菅政権が今後どんな政策を打ち出すのか、世界の投資家は、鵜の目鷹の目で見つめています。
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