「直木三十五」自分の家をどう説明した?【ことば検定スマート】
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「直木三十五」自分の家をどう説明した?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

 

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう2月24日は、作家の直木三十五が43歳で亡くなった日です。
本名は植村宗一といい、この「植」の字を分解して「直木」とされたそうです。

実は、最初は「直木三十一」というペンネームを使っていました。
年をとるにつれ、直木三十二、三十三と変えていったのです。
ただ、周囲からは「悪いシャレはよせ」といわれ、本人も「三三」と重なるのは"散々"とも読めるので縁起が悪いかもしれないと三十四を飛ばして「直木三十五」に落ち着いたということだったようです。

このペンネームの話を聞くと、ちょっと変わった人だったのかなと思いますが、それは家にも表れていて、自身が設計した家はちょっと変わったものでした。

そこで今日は、「直木三十五」は自分の家についてどう説明していたかという問題です。

 

「直木三十五」自分の家をどう説明した?

   -玄関がない
   -白一色
   -気楽に3人と結婚

 

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ことば検定 答え

   -玄関がない

 

 

<今日の緑のボケ>
「なおきさんじゅうご」ではなく「のんき(呑気)さんじゅうこん(三重婚)」

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

直木三十五には浪費癖があり、いつも貧乏生活送っていました。
そこで追われるように作品を書いたのですが、友人の菊池寛も驚くほど原稿を書くスピード速いという能力がありました。
1時間で、400字詰め原稿用紙に16枚を書いたこともあったようです。

菊池寛は「(直木は)家を建てなければ死んだときに借金はなかった」と直木のことを評しています。
そんな彼のこだわりの家は、庭にも工夫があったようで、白い花しか植えなかったといいます。
逆に、家のほとんどが黒色で、なんと浴槽まで黒かったといいます。
本人は雑誌の連載に「ほんの小さい家ー書斎、次の間、茶の間、子供、女中の五間ー何うだ、玄関もないし、客間も応接間もない」と書いています。
こんなにこだわりが詰まっていた家でしたが、残念なことに半年も住むことなく直木は亡くなってしまいました。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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