ロダン作「考える人」何を見ている?【ことば検定スマート】
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ロダン作「考える人」何を見ている?
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。

*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
*解答予想が出ていない場合は、再読み込みを繰り返してください。

 

 

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ことば検定 問題 

 

きょう11月12日は、1840年に近代彫刻の父 オーギュスト・ロダンが生まれた日です。
ロダンと言えば有名な彫刻「考える人」があります。

彫刻は絵画と違って、作者が作った像をから型を作って鋳造するため、実物は世界にいくつもあります。
ただ、それだと無限に出来てしまうので、フランスの法律では1つの原型から鋳造されたブロンズ像は12体目までが「本物」、13体目以降は「複製」と決められているそうです。
上野の国立西洋美術館の庭で見られる「考える人」は本物です。

「考える人」は、何かをじっと見ているようです。
今日は「考える人」は何を見ていると言われているのかという問題です。

 

 

ロダン作「考える人」何を見ている?

   -聖書
   -地獄
   -大容量飲料が流行

 

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ことば検定 答え

   -地獄

 

 

<今日の緑のボケは>
「かんがえるひと」ではなく、「缶がL ヒット」

 

 

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ことば検定  解説

きょうの解説

 

そもそも「考える人」は何を考えていると思いますか?
実は「考える人」という作品名は、ロダンがつけたものではなく、コンセプトも別にあるのです。
ロダンが亡くなったあと、像の鋳造家が勝手に呼んでいた名称が、そのまま浸透してしまったものです。

ではロダンが考えたコンセプトは何だったのか?
国立西洋美術館にはロダンの作ったこういう彫刻もあります。
門と扉からなる門扉の彫刻です。
そして、この上に設置するために作られたのが「考える人」だったのです。
この作品のコンセプトは、イタリアの詩人ダンテの「神曲」などから着想を得たもので、罪人たちが地獄に堕ちていく地獄絵図を表現しています。
タイトルもずばり「地獄の門」です。
つまり「考える人」は、地獄の門の上から罪人たちが地獄に堕ちていく様子を見下ろしていると言われています。

 

 

 

前回の問題

-これまで出題されたことば検定-

 

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