「モンスター」と語源が同じものは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょう8月30日は、1797年に「フランケンシュタイン」の作者が生まれた日です。
その「フランケンシュタイン」は、あの怪物の名前だと思っていませんか?
実際は、あの怪物の生みの親であるヴィクター・フランケンシュタインという学者の名前です。
作者はメアリー・シェリーという女性で、18歳で書き始め、20歳で出版したのが「フランケンシュタイン」でした。
死んだ生命を蘇らせたいと、死体を集めて人造人間を作るというストーリーです。
実は、作者のメアリーは、幼い我が子を亡くしたことがあって、当時 「赤ちゃんが冷たくなった体を、暖炉の前でさすったら生き返った夢を見た」と日記に書いていたそうです。
その彼女の悲劇が「フランケンシュタイン」のアイデアに繋がったのかもしれないです。
作品は映画化もされ、「フランケンシュタイン」といえば、あの恐ろしい怪物がイメージされるほどに広まりました。
そんな怪物を英語では「モンスター」といいますが、今日はその「モンスター」と語源が同じものはどれかという問題です。
「モンスター」と語源が同じものは?
青 -モニター
赤 -モデル
緑 -印籠に星
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ことば検定 答え
青 -モニター
ことば検定 解説
きょうの解説
「モンスター」が、怪物の意味で使われるようになったのは16世紀で、その前は想像上の生き物を指していました。
ケンタウルスのような、いろいろな動物の体の一部分を組み合わせたような姿をしています。
こうした生き物と怪物は、"普通とは違う"という意味で共通しています。
そして英語「monster」に入った14世紀まで遡ると、「モンスター」は天才や素晴らしいものを指す言葉でした。
イメージがひっくり返ったのですが、"普通とは違う"という意味は共通してます。
そして、さらに遡るとラテン語で"警告する"という意味の単語「monere」が「モンスター」の語源です。
「モニター」は"監視する"という意味で、この言葉をラテン語の"警告する"が語源です。
前回の問題
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