「江川太郎左衛門」が広めた言葉は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日4月12日は「パンの記念日」です。
食パンには山型のものと真四角のものがあります。
山型の方は蓋をしないで焼くので、水分が少なくトーストするとサクッという食感になります。
一方、真四角の方は蓋をして焼きますから、水分が閉じ込められて、もっちりしっとりするそうです。
そして、今日が「パンの日」になったのは、初めて日本人がパンを焼いた日にちなんでいますが、その人物「江川太郎左衛門」はある言葉を広めた人物でもあります。
さて、それは次のうちどれかという問題です。
「江川太郎左衛門」が広めた言葉は?
青 -気をつけ!
赤 -ごちそうさま
緑 -邪魔だから剪定
「ことば検定」の解答を速報しています |
ことば検定 答え
青 -気をつけ!
ことば検定 解説
きょうの解説
「江川太郎左衛門」が、初めてパンを焼いたの江戸時代の終わりごろです。
江戸時代、長崎の出島にオランダ人の居留地がありましたが、そこでパンを作った人を呼び寄せて習ったのです。
なぜ、そこまでしてパンを作ろうとしたのか?
それには、彼が作ったもう一つのものがヒントになります。
お台場の台場とは、大砲を設置する砲台が置かれた島です。
あのお台場の建設で指揮をとったのが「江川太郎左衛門」でした。
黒船来航で日本が揺れる中、江川は大砲や鉄砲の鋳造を担い、幕府に海の守りを強化するように進言した人物です。
そして、パンを焼いたのも兵糧にするためだったのです。
こんな人物が広めた言葉が、幕府から兵隊が使う「号令詞」、つまり号令の言葉を作るように言われたのです。
そこで、西洋式の砲術を蘭学者に翻訳させて、「気をつけ!」「進め」などの言葉を広めたのです。
前回の問題
ここを素早く見つけるコツで~す
①「見聞録 KENBUNROKU」をブックマーク
② Googleなどの検索エンジンで「クイズの文章」で検索する
*クイズ文の前後に見聞録と入れると見つかりやすくなるかもしれません
(注) 当ブログを転載している海外スパムサイトにご注意ください
今月のプレゼントと応募方法