「がんもどき」昔は何で作っていた?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
テレビ朝日が、より良い未来のためにを放送してきた「未来をここからプロジェクト」の一環として、今週はSDGsがテーマです。
今日はSDGs2番目「飢餓をゼロに」と13番目「気候変動に具体的な対策を」の目標に関係する代替肉についてです。
代替食品の1つ、大豆ミートにはタンパク質を多く含んで環境にもいいと言われていますが、気になるのは味です。
代替食品にある「まるでサラダシュリンプ」は海老の代わりにエンドウマメなどを使ってできています。
また「まるでカニカマ」も、エンドウマメで作られています。
ソーセージは大豆ミートから出来ています。
次々と新しい食材が開発されていますが、実は日本には昔から「もどき料理」と呼ばれる文化があります。
この1つ「がんもどき」について、昔は豆腐ではなく別のもので作っていたのですが、それは一体何だったかという問題です。
「がんもどき」昔は何で作っていた?
青 -コンニャク
赤 -ニワトリ
緑 -西部劇なら
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ことば検定 答え
青 -コンニャク
ことば検定 解説
きょうの解説
「がんもどき」は名前の通り、がんの肉に味を似せたものという意味です。
がんは鴨に似た鳥ですが、そのままがんを食べればいいのに、なぜ似たものを作ったのかというと、江戸時代の精進料理だったからといわれています。
精進料理ではお肉は食べないです。
そもそもニワトリは江戸時代は肉食禁止令のため、精進料理ではなくても食べていませんでした。
一方、がんなどの野鳥は、当時でも食べていたようです。
ただ、修行のため僧侶は肉食を避けていましたから、そんな修行僧のために、がんの肉のような歯応えを、コンニャクを油で揚げて再現したのが「がんもどき」でした。
その後、コンニャクではなく、豆腐で作るようになったのですが、その経緯はよく分かっていません。
前回の問題
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