長野五輪の「日の丸」正しいものは？【ことば検定スマート】

2024年2月7日 3分50秒

長野五輪の「日の丸」正しいものは？
【ことば検定】今日の問題と答え

グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
＊正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。

ことば検定　問題

きょう2月7日は、1998年長野オリンピックが始まった日です。
この時のオリンピックで日本は、スピードスケートの清水宏保選手など5つの金メダルを獲得しました。
中でも感動を呼んだのが、スキージャンプ日の丸飛行隊です。

今日は長野オリンピックで使われた「日の丸」について正しいものはどれかという問題です。

長野五輪の「日の丸」正しいものは？

　青　　-色が濃い
　赤　　-赤丸が大きい
　緑　　-彼はつまんないよね

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見聞録 KENBUNROKU

ことば検定答え

　赤　　-赤丸が大きい

ことば検定解説

きょうの解説

「日の丸」は古くから使われていて、例えば鎌倉時代に成立した平家物語には「那須与一」の話として出てきます。
その後、時代が下って幕末になると貿易の際、日本の船には日の丸を掲げることを幕府が決めたのです。
さらに、この方針は明治政府にも受け継がれ、明治3年には旗の縦と横のバランスや赤い丸の大きさも決まりました。

この時決めた赤い丸の大きさは、今の国旗と同じで5分の3決まりががあるそうです。
では長野オリンピックの旗と比べると、長野オリンピックの方が「日の丸」が大きくて、縦の長さが3分の2の赤丸です。

冬のオリンピックは、雪と氷が背景になるので少し大きいほうが見やすいだろうということだったようです。
その後、法律で「日の丸」の大きさは決められました。
というわけで、今は自由にデザインを変えていいものではなくなりました。