「トランポリン」が広まったきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
今日は「スポーツの日」です。
2000年からオリンピックの正式種目になった飛び跳ねる競技と言えば、「トランポリン」です。
選手たちは8メートルの高さまで跳び上がります。
だいたいビルの高さで、3階ぐらいまで飛ぶみたいです。
そして、中世ヨーロッパではサーカスで空中ブランコの下に張る完全ネットで、トランポリンと同じように飛び跳ねていたようです。
そういうこともあって、20世紀半ばにスポーツとして発展していったのですが、今日はそのきっかけは何だったのかという問題です
「トランポリン」が広まったきっかけは?
青 -軍の訓練
赤 -CMで人気
緑 -カードゲーム族
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ことば検定 答え
青 -軍の訓練
ことば検定 解説
きょうの解説
トランポリン広めた立役者は、アメリカ人のジョージ・ニッセン氏です。
ニッセン氏は、もともとトランポリンと空中の動きが似ている別の競技をやっていました。
もともと、水泳の飛込競技やタンブリング、空中でアクロバットを行うのが好きだったようです。
そんな彼は、大学を卒業するとトランポリン器具を作って売り出したのですが、このときはあまり売れなかったようです。
というのも、世界中がスポーツどころではない雰囲気が漂っていたからです。
それが、1945年まで続いた第二次世界大戦です。
戦争が始まって、ニッセン氏も海軍に入りました。
トランポリンとは距離を置いたように見えるのですが、彼はパイロットの訓練にトランポリンを使うことを軍隊に提案し、それが受け入れられたのです。
そして、戦争が終わって元の仕事に戻ると、注文が次々に入りました。
かつての同僚が、スポーツとしてトランポリンを教えたいと注文してくれたのです。
こうして、トランポリンは徐々に広がっていったのです。
前回の問題
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