「ポテトチップス」人気が出たきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
*正式な解答が出るまでは、解答予想となりますのであらかじめご了承ください。
ことば検定 問題
きょうは8月2日、「お8(や)2(つ)」の語呂合わせで「おやつの日」です。
昔の時刻で「八つ時」と言えば、今の午後2時~3時ぐらいです。
江戸時代は1日2食だったので、「八つ時」に間食を食べる習慣がありました。
江戸時代のおやつとしては、せんべいが人気で、宿場町ごとの特徴のあるものを売られていました。
その1つが草加せんべいです。
草加せんべいは、日光街道の草加宿で販売していた保存食がルーツです。
米を団子状にして乾かしたものでした。
醤油が普及した幕末に、今のような醤油味になりました。
では、アメリカからやってきた原料がジャガイモの、パリッとした食感のおやつといえば「ポテトチップス」です。
そこで、アメリカで「ポテトチップス」の人気が出たきっかけは何かが問題です。
「ポテトチップス」人気が出たきっかけは?
青 -原料不足
赤 -クレーム
緑 -犬芸に心付けです
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ことば検定 答え
赤 -クレーム
ことば検定 解説
きょうの解説
ポテトチップスが人気のきっかけ
ポテトチップスが日本で作られるようになったのは、戦後からです。
そのポテトチップス作ったのは日系2世の方で、ハワイで作り方を学びました。
そんなポテトチップスがアメリカで人気になったのは、1853年のニューヨーク州で、人気シェフのジョージ・クラムが生みの親だと言われています。
ポテトチップスはクレームから生まれた
当時、クラムはポテトを切って揚げてお客さんに出していたのですが、ある日ポテトが分厚過ぎるとクレームが入りました。
このクレームが入ったことによって、作り直すことになったそうです。
何度も作り直しを要求されて、うんざりしたクラムが作ったのは、フォークで刺せないくらいに薄く切ってパリパリの食感になったポテトだったのです。
すると、これにお客さんは大喜びで、レストランのメニューにするとたちまち大好評になったという話です。
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