江戸時代「牛乳」生産のきっかけは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょう6月1日は「牛乳の日」です。
なぜ銭湯で牛乳を飲むようになったと思いますか?
昭和30年代に牛乳のプロモーションのために、メーカーが銭湯に売り込んだようです。
でも色々な場所があるのに、なぜ銭湯が選ばれたのでしょうか?
湯上がりのほてった体に、冷たい牛乳は美味しいですよね。
当時、まだ一般の家庭に普及してない冷蔵庫が銭湯にはあったのです。
それが大きかったのではないかと思います。
日本人が牛乳を飲むようになったのは、飛鳥時代からです。
ただ、武士の世になると、牛を育てるより戦いで使う馬を重宝するようになりました。
日本では、一旦牛乳を飲む文化が衰退してしまったようです。
日本人の暮らしに、再び牛乳が登場するのは江戸時代だったのですが、その江戸時代に牛乳に光が当たるようになったきっかけは何かという問題です。
江戸時代「牛乳」生産のきっかけは?
青 -馬の医療用
赤 -子どもの健康
緑 -ラッシュ時の電車
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ことば検定 答え
青 -馬の医療用
ことば検定 解説
きょうの解説
江戸時代に酪農が始まった場所
江戸時代に酪農が始まった場所は、千葉県の南房総です。
ここは今でも酪農盛んで。千葉県は牛乳の生産量は全国第4位です。
吉宗が牧場で牛を育てた最初のきっかけ
ここでは、もともと戦に使う軍馬を育てていて、広い牧場がありました。
江戸時代に軍馬を育てる牧場を持っていた主である8代将軍徳川吉宗は、インドからおくられた3頭の白い牛を育て、徐々にその数を増やしてきました。
吉宗が牧場で牛を育てた最初のきっかけは、実は人間用ではありませんでした。
オランダ人の馬術師 兼 獣医師が、馬の治療に牛乳が有効だと教えたことで、吉宗が始めたのが日本での酪農だったようです。
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