「クロワッサン」名前の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
今日もテーマはパンです。
イギリスで、アフタヌーンティーに出されるパンと言えば「スコーン」です。
クロテッドクリームをつけ、そして香りの良い紅茶ととも食べるといいものです。
「スコーン」は、スコットランドで生まれたパンです。
名前の由来は、スコットランドの古い言葉で「一口大」を意味しているという説と、スコットランドにあるスコーン城の王様が使用した椅子の土台の石が由来という説もあります。
そして「クロワッサン」は、オーストリア・ウィーンが発祥と言われています。
今日はその「クロワッサン」の由来で正しいものはどれかという問題です。
「クロワッサン」名前の由来は?
青 -暦を知らせる
赤 -戦勝記念
緑 -オセロで白61
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ことば検定 答え
赤 -戦勝記念
ことば検定 解説
きょうの解説
「クロワッサン」誕生のキーワード「三日月」
「クロワッサン」はフランス語由来の言葉「Croissant」ですが、パンの「クロワッサン」以外にどんな意味があるかご存じですか?
月を意味する「lune」が付くと「Croissant de lune」で「三日月」という意味になります。
この「三日月」が「クロワッサン」誕生のキーワードです。
「三日月」に関係する出来事
ウィーンで1683年にあった三日月に関係する出来事と言えば、第二次ウィーン包囲 オスマン帝国による最後の大規模なヨーロッパ進撃作戦です。
ウィーンがオスマン帝国の大群15万人に包囲され、オスマン帝国の旗にはシンボルである「三日月」がありました。
この時、ウィーンは1万人あまりの兵で籠城戦になりました。
2ヶ月ほど耐えたところで、ようやく援軍が到着し、オスマン帝国を撃退することが出来ました。
「クロワッサン」は、敵のシンボルをかたどったパンで勝利の記念だったのです。
前回の問題
□ 落とし物 持ち主に戻った割合が最も高いのは?
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