「サクラサク」表現を生んだのは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは1月17日、いよいよ本格的な受験シーズンに入りました。
最近では、大学の合格発表の合否をインターネット上で受験番号を確認するのが一般的です。
以前は、合格発表のときに掲示板に番号だけではなく名前まで書かれていました。
そんな合格を意味する表現に「サクラサク」というのがあります。
今日はこの表現を生んだのは誰かという問題です。
「サクラサク」表現を生んだのは?
青 -大学生
赤 -新聞記者
緑 -夕べの映画 感動
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ことば検定 答え
青 -大学生
ことば検定 解説
きょうの解説
大学入試の合否を伝える方法
インターネットが普及していなかった時代には、遠くに住んでいる受験生は大学に張り出される掲示板を見に行くのは本当に大変でした。
そこで、電報で合否を伝えるサービスが生まれ「サクラサク」といった表現で合格を伝えました。
「サクラサク」以外にもいろいろなバージョンがありました。
例えば、「アカモンヒラク」は東京大学の合格を伝える表現です。
「ダイブツヨロコブ」は奈良教育大学というように、大学ごとにいろいろな特色がありました。
「サクラサク」は大学生が考えた表現
ただ、このような表現を考えたのは大学側ではないのです。
電報も、大学が正式に関与したものではなく、いわゆる勝手にやっていたのです。
元々は、昭和31(1956)年に早稲田大学の学生サークルが、活動資金を捻出するために始めたものだと言われています。
ということは、この「サクラサク」は大学生が考えた表現なのです。
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