福島第一原発があるのは? 【ニュース検定】
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福島第一原発があるのは?
「ニュース検定」 -池上彰-

 

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池上彰 ニュース検定

 

ニュース検定 今日の問題

福島第一原発があるのは?

 

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【ニュース検定】本日の解答

 大熊町

 

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【ニュース検定】池上彰さんの解説

特集 大震災から10年⑦
池上解説【置き去りの白地地区】

福島第一原発が立地する大熊町の現状


福島第一原発が立地する大熊町は、一昨年4月、避難指示が一部解除されました。
真新しい駅のホームが建てられ、列車も運行し始めました。
町役場も戻り、復興に向けて歩み始めています。
しかし、町の様子を上空からドローンで見ると、それはごく一部であることがわかります。
未だ町の面積の6割は、帰還困難区域となったままなのです。
小学校の中には、机の上にランドセルが残されたままになっていてびっくりします。
あの日、子供たちが避難した後、そのままの状態なのです。
 

除染の目途すら示されていない白地地区

住民たちは、いつしかこの地域を白地地区と呼ぶようになりました。
この10年、除染の計画すら定められず、放置されたまま白紙状態になっているからです。
佐々木祥一さんは、震災のわずか5ヶ月前に自宅を新築しました。
この家は、白地地区の中にあります。

実は、帰還困難区域の中でも、冒頭に触れた真新しい駅の周辺の区画は、来年避難指示の解除を目指す、特定復興再生拠点に指定されています。
この区域内では、住宅の除染や解体が進んでいますが、それ以外は、除染の目途すら示されていない白地地区です。
佐々木さんの自宅がある周辺も、復興拠点に指定されましたが、その対象は国道6号に面した住宅だけで、佐々木さんの自宅はわずかな差で対象外になったのです。

佐々木さんは、これでは納得できないでしょう。
政府は、復興拠点以外の帰還困難区域も、国が責任を持って除染し、解除するという一方で、除染なしでも放射線が年間20ミリシーベルトを下回れば解除できるようにすることも検討しています。
帰還困難区域
放射線が年間20ミリシーベルトを下回れば
除染なしでの解除も検討
今年70歳になる佐々木さんは、「生まれ育った場所に戻る」と心に決めていますが、除染なしの解除には「抵抗がある」といいます。
震災から10年です。
政府は、白地地区の未来をできるだけ早く提示する責任があるのではないでしょうか?

 

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