「レタス」名前の由来は?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは9月1日、今日から9月ですね。
そして、昨日8月31日は「野菜の日」でした。
そして、昨日8月31日は「野菜の日」でした。
ところで、そんな野菜の日にちなみ「サラダ(salad)」の語源についてご紹介します。
ラテン語で塩を意味する「サル(sal)」、そしてもう一つ、「サル(sal)」が語源の身近な言葉があります。
塩は、私たちが生きていくのに必要不可欠ですよね。
そこで、古代ローマでは、兵士に塩を買うための手当が支給されたと言われています。
そこから生まれた言葉が、「サラリー(salary)」です。
英語の「ソルト(salt)」「サラダ(salad)」「サラリー(salary)」の語源は同じ、ラテン語の「サル(sal)」です。
そして、そんな「サラダ」の主役の一つがレタスです。
今日は、「レタス」の名前の由来は何かという問題です。
今日は、「レタス」の名前の由来は何かという問題です。
「レタス」名前の由来は?
青 -ボール
赤 -乳が出る
緑 -手紙
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ことば検定 答え
赤 -乳が出る
ことば検定 解説
きょうの解説
レタスの和名は「ちしゃ(萵苣)」
「レタス」は、日本で食べられてると思いますか?
実はかなり古くて、奈良から遅くとも平安時代には伝わっていたようです。
実はかなり古くて、奈良から遅くとも平安時代には伝わっていたようです。
ただし、当時は今のような玉レタスではなく、葉っぱのレタスだったようです、
現在のような、玉のレタスが伝わったのは、明治になってからだそうです。
日本での名前は、「ちしゃ(萵苣)」といいます。
「レタス」の語源は
そして、「レタス」の語源は、ラテン語でレタスを意味する「ラクチュカ(lactuca)」。
この言葉が、フランス語を経て英語の「レタス」となったようです。
語源の「ラクチュカ」の前半「ラクト」の意味が、正解になります。
ラテン語で「ラク」は"乳"、「ラクト」は"乳が出る"という意味です。
ラテン語で「ラク」は"乳"、「ラクト」は"乳が出る"という意味です。
実は、新鮮なレタスの切り口から、ポリフェノールの一種の白い液体が出るそうです。
そこで"乳が出る"という意味の「ラクト」が語源のようです。
日本名の「ちしゃ(萵苣)」も"乳草(ちちくさ)"を略したものだと言われています。
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