「ひつまぶし」発祥、まかないと、もう1つは?
【ことば検定】今日の問題と答え
グッド!モーニング「ことば検定スマート」の問題と答えを紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
ことば検定 問題
きょうは8月3日、明日4日はこの夏2度目の「土用の丑」です。
うなぎ料理で、名古屋の名物といえば「ひつまぶし」です。
ご飯に刻んだウナギが乗っていて、おひつから1膳目はそのまま、 2膳目は薬味をたっぷりと、そして3膳目は出汁をかけた出汁茶漬けで食べて、さらに最後は、一番気に入った食べ方で締めるというのが基本的な食べ方らしいです。
ご飯に刻んだウナギが乗っていて、おひつから1膳目はそのまま、 2膳目は薬味をたっぷりと、そして3膳目は出汁をかけた出汁茶漬けで食べて、さらに最後は、一番気に入った食べ方で締めるというのが基本的な食べ方らしいです。
「ひつまぶし」の発祥にはいくつか説があり、三重県津市あるいは名古屋、名古屋では明治42年創業の「いば昇」、さらには、明治6年創業の「あつた蓬莱軒」などが発祥の店と言われています。
「ひつまぶし」誕生のきっかけも、最初はまかないだったという説がある他、「あつた蓬莱軒」では全く違う理由をあげています。
そこで、今日は「あつた蓬莱軒」の「ひつまぶし」誕生のきっかけは何かという問題です。
「ひつまぶし」発祥、まかないと、もう1つは?
青 -子ども用
赤 -出前
緑 -遅く起きた二日酔い
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ことば検定 答え
赤 -出前
ことば検定 解説
きょうの解説
「ひつまぶし」の語源
「ひつまぶし」の語源は、木のおひつ(お櫃)に入れられて、まぶして(混ぜて)食べることから、その名前が付いたのと言われています。
では、なぜ木のおひつに入れたかというと、割れづらいからです。
明治の中頃、既に人気店だった「あつた蓬莱軒」では器がよく割れていたんだそうです。
「ひつまぶし」誕生のきっかけ
実は、その原因が正解ですが、当時とても出前が多くて下げる際に、急ぐあまり 空の丼をよく割っていたらしいのです。
そこで、割れないおひつに数名分のうな丼を入れて出前することを考えついたのです。
ところが数名分となると、食いしん坊がうなぎばかりを食べて、ご飯が残るということが起きて、それが新たな問題になったそうです。
そこで、今度は刻んだうなぎとご飯を混ぜて、おひつで出前すると、これが大好評でした。
これで「ひつまぶし」が誕生したということです。
そこで、今度は刻んだうなぎとご飯を混ぜて、おひつで出前すると、これが大好評でした。
これで「ひつまぶし」が誕生したということです。
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