「ファンタジー」の由来は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週は、童話がテーマです。
空想的、神秘的な童話のことを「メルヘン」といいます。
「メルヘン」は、ドイツ語に由来して"小さな話"の意味なんだそうです。
「メルヘン」は、ドイツ語に由来して"小さな話"の意味なんだそうです。
それが中世の終わり頃から、非現実的な作り話の意味で使われるようになったといわれています。
そして、似た言葉に英語由来の「ファンタジー」があります。
様々な解釈がありますが、「メルヘン」が現実とは違う特別な世界なのに対して、「ファンタジー」はもしかしたら起こりうるかもしれない現実の延長にある世界を描いたものだというふうに言われています。
うさぎに話しかけられて驚かないのが「メルヘン」で、驚くのが「ファンタジー」です。
今日は、その「ファンタジー」の言葉の由来は何かという問題です。
きょうの問題
「ファンタジー」の由来は?
青 -嘘
赤 -可視化
緑 -あの人に詳しい
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きょうの答え
赤 -可視化
【本日の 緑 のボケは?】
「ファンタジー」ではなく「ファンだし」というボケでした
きょうの解説
【「ファンタジー」の由来は?】
「ファンタジー」の異世界転生もの
今大流行して、「ファンタジー」の1ジャンルを確立している「異世界転生もの」があります。
例えば、トラックにはねられて死んだあと異世界で目覚める。
これが、もしかしたら起こりうるかもしれない現実の延長です。
こうした異世界での体験を描いた19世紀の世界的傑作と言えば、ディズニー映画にもなっている「不思議の国のアリス」です。
原作は、大人が読んでも十分楽しめる話なので、ぜひ一度機会があればおすすめです。
原作は、大人が読んでも十分楽しめる話なので、ぜひ一度機会があればおすすめです。
「ファンタジー」の語源
そして「ファンタジー」の語源は、古代ギリシャ語の「ファンタジア」です。
さらに「ファンタジア」の語源をたどると、「光る」という単語に行きつきます。
「ファンタジア」は、見えるようにする、つまり「可視化むという意味です。
そこから、本来見えないものを見ているかのように、頭の中で思い描く「空想」「幻想」という意味に変化したとみられています。
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