「イソップ寓話」に由来する言葉は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
昨日話した「シンデレラ」はグリム童話でした。
ちなみに、ペロー童話集にもあります。
ちなみに、ペロー童話集にもあります。
「みにくいアヒルの子」はアンデルセン童話です。
「うさぎとかめ」はイソップ寓話です。
「イソップ寓話」は、原作がどういうものかはっきりしないのですが、紀元前6世紀ごろ、イソップという古代ギリシャの奴隷だった人が作ったと伝えられています。
今日は「イソップ寓話」に由来する言葉はどれかという問題です。
きょうの問題
「イソップ寓話」に由来する言葉は?
青 -猫の首に鈴をつける
赤 -働かざる者食うべからず
緑 -潜伏先は北関東か
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -猫の首に鈴をつける
【本日の 緑 のボケは?】
「イソップ寓話」ではなく「いそうっす群馬」というボケでした
きょうの解説
【「イソップ寓話」に由来する言葉は?】
「働かざる者食うべからず」の由来
そもそも「寓話」とは、教訓や風刺が含まれたたとえ話のことです。
今日の正解、教訓ということだと「働かざる者食うべからず」、戒めの言葉としていかにも寓話に出てきそうですが、これは新約聖書に由来します。
「猫の首に鈴をつける」の由来
一方、「猫の首に鈴をつける」は、こんな話に由来します。
猫にいつもひどい目に遭わされているネズミたち。
相談して、猫が来たらすぐにわかるように、首に鈴をつけようと思いつきます。
ところが、いざとなると、猫の首に鈴をつける役を引き受けるネズミは、1匹もいなかったのです。
相談して、猫が来たらすぐにわかるように、首に鈴をつけようと思いつきます。
ところが、いざとなると、猫の首に鈴をつける役を引き受けるネズミは、1匹もいなかったのです。
これは元となっているのが、イソップの「ねずみの相談」という話です。
ここから、一見名案のようで実行が難しいことの例えとして、「猫の首に鈴をつける」というようになりました。
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本日の出題
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