大隈重信が「選挙でやったこと」は?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
きょうは3月9日、明後日11日は大隈重信が生まれた日です。
大隈重信は、総理大臣を2回務めた政治家です。
最初は、明治31年で、その16年後の大正3年、76歳のときに再び総理大臣となりました。
最初は、明治31年で、その16年後の大正3年、76歳のときに再び総理大臣となりました。
そんな大隈は、演説が大変上手だったと言われています。
そこで今日は、大隈重信が総理のときに、選挙でやったことはどれかという問題です。
きょうの問題
大隈重信が「選挙でやったこと」は?
青 -自家用車で全国遊説
赤 -列車の窓から演説
緑 -1500円で島を買う
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
赤 -列車の窓から演説
【本日の 緑 のボケは?】
「選挙でやったこと」ではなく「千五で買った孤島(せんごでかったことう)」というボケでした
きょうの解説
【大隈重信が「選挙でやったこと」は?】
大隈重信が行った日本初のこと
大隈重信は、日本初のことをいろいろとやった人です。
例えば、自分の演説を当時珍しかったレコードに録音して、応援演説として各地で流させたそうなんです。
実は、独特のリズムで演説をしている貴重な音源が今も残っています。
やはり演説において、緩急、強弱をどうつけるかという点は、今に通じるのではないかと思います。
そしてやはり、当時珍しかった自動車の愛好家でもありました。
ただし、当時は車で全国遊説というのはちょっと厳しかったようです。
大隈重信 列車の窓から演説
当時のある新聞記事の写真を見ると、すごい数の人の前で列車の窓から顔を出している大隈がいます。
彼は列車で各地を周りながら、しかし列車が止まっても降りないで、窓から外に向かって演説したそうです。
彼は列車で各地を周りながら、しかし列車が止まっても降りないで、窓から外に向かって演説したそうです。
ちなみに、この新聞記事の列車は、朝8時に東京駅を出ておよそ12時間かけて大阪まで、各停車駅でその土地に合わせた演説をして、万歳が起こるほど大好評だったという話が伝わっています。
前回の出題
本日の出題
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