ハロウィーンの「ランタン」元々使われていたのは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
今週のテーマは、ハロウィーンです。
「ジャック・オー・ランタン」と言えば、オレンジ色のカボチャで出来ています。
では、日本のカボチャの語源をご存知ですか?
東南アジアの国「カンボジア」がその語源です。
カボチャは、16世紀にポルトガル人が、カンボジアの野菜として日本に伝えたために、この名前がついたとされています。
そして、カボチャのランタンは、実はアメリカに伝わった19世紀以降に定着したようです
ハロウィーン発祥の地アイルランドでは、カボチャではなかったみたいです。
では、何でできたランタンなのでしょうか。
きょうの問題
ハロウィーンの「ランタン」元々使われていたのは?
青 -カブ
赤 -リンゴ
緑 -昔の不良の服
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きょうの答え
青 -カブ
【本日の 緑 のボケは?】
「ランタン」ではなく「短ラン(タンラン)」というボケでした
きょうの解説
【ハロウィーンの「ランタン」元々使われていたのは?】
私たちがいつも食べているカボチャを、アメリカでは何というかご存知ですか?
「パンプキン」と思ってる人多いのですが、正解は「スクワッシュ」です。
「パンプキン」(Pumpkin)は、「スクワッシュ」(Squash)の一種で、ハロウィーンで使われる皮がオレンジのカボチャのことです。
そして、ハロウィーンの「ジャック・オー・ランタン」にはこんなエピソードがあるんです。
嘘つきのジャックは、ハロウィーンの夜にパブで飲みすぎて、悪魔に魂を抜かれそうになります。
しかし、悪魔をうまくだまして、金輪際自分に関わらないことを約束させました。
しかし、悪魔をうまくだまして、金輪際自分に関わらないことを約束させました。
ところが、ジャックは死んだ後に日頃の行いから天国には行けない、そして約束のせいで地獄にも行けない。
というわけで、ランタンを手に真っ暗な死後の世界をさまよっているとなったようです。
そのジャックが持っているランタンが、「カブ」で作ったものなのです。
この話は、18世紀ごろ広まったようです。
当時、アイルランドの一般の人たちは、普段から「カブ」のランタンを使っていたそうです。
ということで、正解は「カブ」でした。
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