「ハロウィーン」とは、元々何の日?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
ハロウィーンが近づいてきました。
ハロウィーンは、紀元前に現在のアイルランドに住んでいた古代ケルト民族の祭りが起源だと言われています。
古代ケルト人にとっては、秋の収穫を祝う収穫祭の意味があったようです。
そんなハロウィーンは、10月31日ですが、ではなぜ10月31日なんでしょうか。
古代ケルト人にとって、ハロウィーンは何の日でしょうか?
きょうの問題
「ハロウィーン」とは、元々何の日?
青 -おおみそか
赤 -皇帝の誕生日
緑 -口元にキラリ
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -おおみそか
【本日の 緑 のボケは?】
「ハロウィーン」ではなく「歯の金(はのきん)」というボケでした
きょうの解説
【「ハロウィーン」とは、元々何の日?】
「ハロウィーン」の名前の始まり
そもそも「ハロウィーン」の名前の始まりは、8世紀半ばとされています。
ローマ教皇がケルトの収穫祭に合わせて、11月1日を全ての聖人の祝典とすることを決めました。
これを英語で「All Hallow's Day(オールハローズデー)」と言いますが、Hallow(ハロー)とは、聖人のことです。
クリスマスの前の日は「クリスマスイブ」と呼びます。
ではハローズデーの前の日は「ハローズイブ」と呼び、そこから転じて13世紀頃には「ハロウィーン」となったようです。
ではハローズデーの前の日は「ハローズイブ」と呼び、そこから転じて13世紀頃には「ハロウィーン」となったようです。
ハロウィンは10月31日
では、古代ケルト人にとって、10月31日とはどんな日だったか?
彼らは、1年は作物が育つ光の季節の夏と、農作業ができない闇の季節の冬と、二つに分けて考えていたのです。
彼らにとって、10月31日とは、収穫を終えた夏の終わりの日です。
彼らにとって、10月31日とは、収穫を終えた夏の終わりの日です。
そして、11月1日から新しい冬が、つまりは新しい1年が始まると考えていたのです。
となると、ハロウィンの10月31日は彼らにとっては「おおみそか」だったのです。
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