安土桃山時代、大仮装大会を主催したのは?
ことば検定スマート 林修
テレビ朝日「グッドモーニング」の林修「ことば検定スマート」の内容と解説を紹介しています。
林修先生が、「ことば」「漢字」にまつわる勉強になるクイズを出題して面白く解説してくれます。
「ことば検定スマート」
10月もあと1週間となりました。
10月末のイベントといえば、ハロウィーンですね。
日本人が仮装を楽しんだのは、いつ頃からだと思いますか?
実は、ハロウィーンが一般化するずいぶん前から仮装を楽しんでいたようです。
安土桃山時代に、大仮装大会を開いた人がいるのですが、それは誰だったでしょう。
きょうの問題
安土桃山時代、大仮装大会を主催したのは?
青 -豊臣秀吉
赤 -千利休
緑 -高級宝石の値段は
「ことば検定スマート」の解答を速報しています |
きょうの答え
青 -豊臣秀吉
【本日の 緑 のボケは?】
「大仮装大会」ではなく「ダイヤ? そう、たかいかい?」というボケでした
きょうの解説
【安土桃山時代、大仮装大会を主催したのは? 】
日本人の仮装の起源は古代から
そもそも日本人の仮装の起源は、「古事記」や「日本書紀」にまでさかのぼるのです。
古代から、人々は祭りの儀式などで仮装していたそうです。
日本人の仮装の起源
「古事記」や「日本書紀」にも記述がある
安土桃山時代の大仮装大会とは
そして、安土桃山時代の大仮装大会は、現在の奈良県吉野山で行われました。
吉野というのは、古くから知られる日本の桜の名所です。
その吉野に、1594年に総勢5000人、5日間にわたって飲めや歌えの花見をやりました。
その際に、大仮装大会が開かれたんだそうです。
その際に、大仮装大会が開かれたんだそうです。
参加者の顔ぶれがまた豪華で、なんと伊達政宗が山伏の仮装を、そして徳川家康はキンキラキンの服を着て、前田利家は巻物売りに扮したという記録が残っています。
こんな大規模な宴会、この豪華な顔ぶれを集めてやれる人は、ときの天下人・豊臣秀吉でした。
実は、秀吉自身も唐人、つまり中国人の仮装をしたそうです。
政宗の山伏姿をたいそう気に入ったという記録も残っています。
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