「白鳥の歌」、何を指す言葉?
「ことば検定プラス」 -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
3月4日は、1877年にモスクワのボリショイ劇場でバレエ「白鳥の湖」が初演された日です。
ところが、このバレエがヒットしたのは、作曲したチャイコフスキーが亡くなってからで、1877年の初演は失敗だったそうです。
「白鳥の湖」は、悪魔によって白鳥に変えられたオデット姫と王子の愛の物語です。
王子を愛する純粋無垢なオデットを演じるバレエ団のプリマが、王子を誘惑する悪魔の娘オディールとの二役に臨むことが多く、その演じ分けが見どころの1つだそうです。
ことば検定プラス 今日の問題
「白鳥の歌」、何を指す言葉?
【選択枝】
■ 美しい合唱
■ 歌曲の遺作
■ M1バックステージ
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 歌曲の遺作
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【今日の■のボケは?】
「白鳥の歌」ではなく、「爆笑の裏(ばくしょうのうら)」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「白鳥の歌」、何を指す言葉?】
イソップ寓話 白鳥の声にまつわる話
まずは、白鳥の声を聞いてみてください。
どんな印象でしょうか。
例えば、「イソップ寓話」にこんな話があります。
ガチョウと白鳥を飼っていた男が、ある夜、ガチョウを食べようとして、間違えて白鳥を捉えてしまいます。
しかし、死を悟った白鳥が、美しい声で歌ったので、男は間違いに気づきました。
しかし、死を悟った白鳥が、美しい声で歌ったので、男は間違いに気づきました。
死の前の白鳥の声は美しい
ヨーロッパでは白鳥は、特に死を前にすると、とびきり美しい声で歌うと考えられてきました。
そのことから、その人が最後に作った歌曲や演奏のことをね「白鳥の歌」と言うようになったのです。
ということで、正解は「歌曲の遺作」です。
例えば、シューベルトの最後の歌曲集は、彼の死後、「白鳥の歌」と名付けられたそうです。
シューベルトの最後の歌曲集
死後に「白鳥の歌」と命名
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ きのうまでで、ウメの開花発表があった最も北の地点は?
「ニュース検定」
□ 被災者一人一人に応じた支援のやり方は?