「あかぎれ」の由来は?
ことば検定プラス -林修-
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林修先生の「ことば検定プラス」
1月20日は大寒(二十四節気)です。
1年で一番寒さが厳しくなるころだとされています。
例年、長野県の御代田町でこの日行われる「草越の寒の水」(今年は開催中止)
護国豊穣などを願った伝統行事。
護国豊穣などを願った伝統行事。
1月の「小寒」~「立春」の前日(*今年は1月5日~2月2日)までが"寒"、その期間の冷たい水が"寒の水"です。
給湯器などが無い頃は、水が冷たくて炊事などは大変でしたでしょうね。
「あかぎれ」に悩まされた人も多いでしょう。
ことば検定プラス 今日の問題
「あかぎれ」の由来は?
【選択枝】
■ 赤く切れる
■ 足に出来るひび割れ
■ 海の夕日
【ことば検定プラス】本日の解答
■ 足に出来るひび割れ
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【今日の■のボケは?】
「あかぎれ」ではなく、「赤綺麗(あかきれい)」だそうです。
【ことば検定プラス】林修先生の解説
【「あかぎれ」の由来は?】
「あかぎれ」の"かぎれ"はひび割れ
「あかぎれ」の"あか"は、本来、色の"赤"ではないのです。
この言葉の漢字は、実は"皹"(*"皸"とも書きます)1文字なのです。
この言葉の漢字は、実は"皹"(*"皸"とも書きます)1文字なのです。
そして「あかぎれ」は、「あか/きれ」と切れて「あかぎれ」だと思われている方が多そうですが、実は「あ/かぎれ」と切れるんです。
では、この「かぎれ」は何なのかといえば、もともとは、"かかり"や"かがり"と言って、ひび割れのことなんです。
では、この「かぎれ」は何なのかといえば、もともとは、"かかり"や"かがり"と言って、ひび割れのことなんです。
「あかぎれ」の"あ"は足のこと
ならば、「あ」は何なんだ?ということになりますが、これを漢字で書けば、"足"のことなんです。
ところが、この"かがり"という言葉が、ほとんど使われなくなって、本来の「あ/かがり」ではなく、「あかがり」だという誤解が生じました。
しかし、それでは"がり"が意味不明ですから、「あかぎれ」として変化してと変化して定着したようなんです。
現在は、「あかぎれ」は手のイメージですが、大昔は今のような靴も靴下もありませんでしたから、足によくできたのかも知れません。
前回の「ことば検定プラス」
本日の出題
「お天気検定」
□ 気象庁の国内最低気温の記録は?
「ニュース検定」
□ アメリカ大統領が代わるたび増えると言われているのは?